約150年前の人が埋めたタイムカプセル、博物館から発見

手紙や記念品を箱につめ、記念としてある場所に隠すタイムカプセル。皆さんの中にも小学校の時にやった、というような体験をお持ちの方がいるのではないだろうか。だが、そんなタイムカプセルが博物館の壁のなかから、しかも約150年の時を超えて発見されたとしたらどうだろうか。

イギリスのマンチェスターに存在するマンチェスター・ユダヤ博物館は、この地にかつて存在した旧ゲットー(ユダヤ人居住区)の中心部に建つ博物館であり、ユダヤ人たちの生活や文化、歴史を知ることができる。建物自体も非常に歴史的価値のあるものとなっている。

9月27日、博物館で改修工事が行われたのだが、その際壁の中からあるものが出てきた。

それはロウでしっかりと封印されたガラス瓶だった。中には当時の新聞や効果、シナゴーグの文書が入っており、瓶にも中身にも破損した様子はまったく無かったという。




瓶が発見されたのは、今は博物館となっているこの建物の礎石に当たる場所である。建築当初でなければ置けない場所であったため、おそらくこの瓶は1873年にこの場に埋められたものと考えられている。

マネージャーのアダム・ブラウン氏は「この建物と同じくらい古いものが無傷で現存しているとは想像もしていませんでした。遠い昔に、このタイムカプセルを置くのに多くの時間と労力が費やされたことは間違いありません。そして、ユダヤ暦の最も聖なる日である贖罪の日(※ヨム・キプール、ユダヤ教における新年から始まる10日間の贖罪期間を締めくくる日。今年は9月27日が該当)に発見されるというのはすばらしい事です」と語る。

今回発見されたタイムカプセルは、改修工事を終えた来年の春に展示品の一つとして公開される予定だという。

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©Twitter Manchester Jewish Museum

 

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