黒いお菓子を大量に食べて男性が死亡!?

海外のお菓子で、見た目はまあまあとしても味はあまり芳しくない、真っ黒いグミ状のリコリス菓子をご存じだろうか。

輸入食品として、あるいはお土産で口にした事のある人もいるかもしれない。見た目はグミというよりゴム、甘さと漢方薬のような風味が同時に口に広がるという、なかなか日本では受け入れられない海外のお菓子の代表格でもある。

もちろん好きな人は好きなお菓子であり、欧米、特に発祥の地のオランダや北欧のフィンランドなどでは国民的なお菓子として多くの人々に親しまれている。

見た目や匂いで敬遠されがちだが、このお菓子はスペインカンゾウを原料としたもの。スペインカンゾウの根には砂糖の50倍の甘み成分が含まれており、痰を切ったり炎症を鎮めてくれる効果があるため、昔からその薬効で重宝されてきた植物でもある。薬として用いられてきた歴史は古く、古代エジプト人は既に薬として愛用していたようだ。




さて、そんなリコリス菓子を愛用していた人が急死するという事態が発生した。

先週、アメリカ人の50代男性が急死。死因を調べたところ、男性が低カリウム血症を煩っていたことと、毎日1袋半のリコリス菓子を食べていた事が判明。リコリス菓子の原料になるスペインカンゾウは薬にもなるが、同時に高血圧、低カリウム血症、腎不全など、大量に摂取すると多くの副作用を引き起こすことが知られているグリチルリチン酸も含まれている。

男性は最近になって愛好していたリコリス菓子を、よりカンゾウの成分が多く含まれているものに買い替えていた事が判明。専門家は、カンゾウの成分をより過剰に摂取したことが男性を死に追いやった可能性が高いとみている。

コーヒーやエナジードリンク等でもそうだが、気分転換のために接種するのは悪いことではない。たとえ体にいい成分が含まれていたとしても、何でも“摂りすぎ”はよくないということだ。

(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©Marion Wellmann PIXABAY

 

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