ストーンヘンジは古代の音響設備?1/12の模型による実験で判明か

世界の七不思議の一つに数えられる、正体不明の遺跡・イギリスのストーンヘンジ。

ウィルトシャー地方の田園地帯に今も存在しており、用途としては天文観測に暦の計算、或いは宗教的儀礼に使用されたとされているが、その真相はまだまだ謎に包まれている。

そんなストーンヘンジに関する研究は現在も行われている。研究対象となっているのはやはり、ストーンヘンジがどのような用途で築かれたか、という点だ。

ストーンヘンジの特徴的な建造物は巨石の上に横倒しにした巨石を重ねるドルメン、また巨石を立たせたメンヒルだが、全てが現在まで残っているという訳ではない。そこで、英国の研究者がストーンサークルの完全な姿を予想してレーザースキャンデータと3Dプリント技術を用いて1/12のサイズのミニチュア模型を作製。ミニチュア版とはいえ、完全な状態のミステリーサークルの中央に立ってみた。




ストーンヘンジは宗教的儀式の舞台だったとされているため、声や音楽がどう聞こえるか、さまざまなオーディオサンプルを用意し、スピーカーとマイクを設置して音響特性をテストしてみたという。

その結果、ストーンヘンジが音響を念頭に置いて設計・構築された可能性は低いものの、それにもかかわらず現代の音響設備のように、中で発される声や音楽を大幅に強化したことが示唆できる結果がもたらされたという。

おそらく、ストーンヘンジを築いた時代の人々が現代の建築でも通用するような音響に関する知識を持っていたとは思えないため、これは全くの偶然だと考えられている。

しかし、当時の人々にとってストーンヘンジの中央で行われる儀式は神秘性を持って受け取られたであろうことは想像に難くない。

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©Hulki Okan Tabak PIXABAY

 

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