日本と兄弟だった国…誘拐婚という奇習はどちらの国にも存在した!

画像©wikipediaより引用

かつて日本と兄弟だったと言われている国があるのはご存じであろうか。中国を間に挟んだ位置にあるキルギスという国である。

キルギスではキルギス人と日本人が元は兄弟同士で、肉派と魚派に分かれ移り住んだと言われている。日本神話に登場する山幸彦(弟)と海幸彦(兄)とも不思議に共通している。

キルギスの食文化は未だに言い伝え通り、ほとんど肉食である。日本も近代化してからだいぶ肉食が増えていったが、現代でも日本の高級料理と言えばやはり寿司であろう。




古くから日本にはユダヤ系渡来人もいたという日ユ同祖論がある。日本に渡らずキルギスに住んだ者もいたため、日本人とキルギス人は祖先が同じだからよく似ているという説もあるようだ。

さらにどちらもモンゴロイド系であるからなのか、見た目だけでなく国民性にも共通点があるそうだ。キルギス人も日本人みたく、協調性あり真面目で謙虚でシャイな国民性のようだ。

だがキルギスの方が時間の感覚が緩く、日本人ほど遠慮しないそうだ。他家との行き来に臆することはなく、その分おもてなしも充分に施すのだ。どちらかと言えば、沖縄県民とも気質が似ているかもしれない。

キルギスの平均収入は、日本の5分の1以下のため出稼ぎが多い。但しイスラム圏のため、未婚の女性が家を出て暮らすことはない。犯罪が多く、女性が容易に独り歩きもできない。

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キルギスでは「アラ・カチュー」という、信じられないような奇習が未だに問題となっている。嫁にしたい女性を誘拐して無理矢理結婚させるのである。相手の女性には事前に知らせず、家ぐるみで計画的に行う。

男性の家では婚礼のご馳走などを用意してから、数人で結託して女性を連れ去る。男性の親族である女性達が花嫁の証である白いスカーフを、連れ去ってきた女性に無理矢理被せ説得するのだ。強奪した後、花嫁の実家に挨拶に行き結婚式を挙げる。

知り合い同士の場合もあれば、見ず知らずの男性と誘拐婚させられるケースもあった。突然誘拐された女性は抵抗して泣き叫ぶが、女性の涙は幸せの象徴とされている。

宗教上、貞操観念が強いので誘拐された女性は応じるしかない。実家に戻っても居場所を失ってしまうからだ。誘拐婚でも幸せに暮らしている女性もいれば、諦めの人生として忍耐して暮らす女性もおり人によりけりである。中には自殺してしまう場合もある。

以前のキルギスでは、親に決められた相手と結婚することになっていたので誘拐婚などなかった。結婚相手を選べるようになり結婚にかかるコスト低減のため、数十年の間に流行った風習である。

警察も黙認していたが、最近は取り締まりが厳しくなっている。だが一部ではまだ行われており、誘拐された女性が警察署内であるにも関わらず殺害されてしまう事件(2018年)まで起きてしまった!




実は日本でもなんとこれと似た奇習が一部地域では行われていた。「おっとい嫁じょ」と呼ばれており、鹿児島県大隅半島の方にあった風習であった。単なる誘拐だけでなく、無理矢理処女を喪失させて結婚までこぎつける荒々しいやり口であった。

日本では昭和の段階ですっかり廃れていた。だが1959(昭和34)年に、プロポーズを断った女性を叔父と従兄の3人で誘拐し強姦して逮捕された事件(鹿児島県肝属郡串良町)も起きていた!

「アラ・カチュー」と「おっとい嫁じょ」は、やり口が違うが共通している。中には相思相愛の恋人同士だった男女が、親から結婚の了承を得るためのパフォーマンスとして行われる場合もあったとも言われている。

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キルギスと日本は良くも悪くも、共通点がかなり多いことがこれらの事実からよく分かったであろう。親しみを感じやすい部分と現代の日本とはやはり違う部分の両方が垣間見られた。

日本人はキルギスになんとビザなしで行ける。直行便がないのが不便である。日本より気候が寒いが、親日的な国で物価が安い。

だが独り旅が大好きな日本人女性でも、独りだけでは行かない方が良いであろう。

(ふりーらいたー古都奈)

参考サイト
Travel Note キルギス人と日本人は祖先のルーツが同じ?似ているという噂を解説!
NAVERまとめ【閲覧注意】本当にあった世界の怖い奇習!キルギスの「誘拐婚」【奇習風習】
朝日新聞GLOBE+ 女性を奪って結婚する キルギス「誘拐婚」に世界の厳しい視線
WINDY おっとい嫁じょとは?鹿児島の事件や日本の恐ろしい風習まとめ

 

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