人間はいつから火を使うようになったのか?最新の研究結果から

人間が他の生物と一線を画している特徴のひとつに、「火を用いる」という点がある。

もちろん野生の動物の中にも落雷や自然発生した山火事の火を用いる生物は存在しているが、人間ほど火を恐れず、また自分から火をつけて利用する生物はいないだろう。

では、人間が火を発見したのはいつごろからなのだろうか。

科学者によれば、約40万年前ごろにヨーロッパ、中東、アジア、アフリカの至る所で火事が起きた痕跡が現れ始めているという。これは火を道具として活発に利用しはじめたことから来ている可能性が高いそうだ。




さらに時代を遡ると、80万年前のイスラエルの遺跡で火打ち石、炉、焼けた木の破片などの形で火災が発生した証拠が見つかっているという。また、南アフリカの洞窟の遺跡からは100万年以上前に人為的に起きた火事の痕跡が残っているという。

だが、これ以上古いものを追跡するのは難しくなるそうだ。

人類の祖先になるホモ・エレクトスの化石を見ると、他の類人猿や化石人類と比較して約200万年前に腸が収縮し始め、脳が成長し始めたことが解るという。これは、人類が「料理」を発明したことを示唆しており、調理に必要不可欠な火を活用し始めたことも示されているという。

ケニアでは160万年前に人為的な火災の可能性のある証拠が発見されているが、専門家の見解は様々だ。

我々はいつ火を操るようになったのか。その結論はまだ先のようだ。

(加藤史規 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©Chris Aram PIXABAY

 

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