
車で入れるサファリパークでは、寄ってきたサルが車の上に乗ってきて遊ぶこともままある。しかし、このサルたちがナイフやドライバー、チェーンソーを手にしていたとしたらどうだろう。
イングランドのマージーサイドにあるKnowsley Safari Parkにて、飼育されているヒヒがナイフや鋭利な道具を使うことに慣れているという報告が寄せられていて職員が注意喚起を行っている。
飼育されている動物は比較的人間に慣れているため、人間の使う道具にも警戒せず触れてしまう可能性が高い。
サファリパークのスタッフは、一部の訪問者が意図的にナイフやその他の危険なアイテムをサルに渡すのではないかと危惧し、警報を発するに至った。
「実際にナイフやドライバーを握っていたヒヒが発見されたという報告があります。危険な物を渡しているのが本当にお客様かどうかはわかりませんが、本当だとすれば危機的なことです」とスタッフは語る。
中にはヒヒが小さなチェーンソーを抱きしめていたという報告さえもあったようだが、サファリパークの関係者はそのような目撃例が事実であるかどうかについて疑問を呈してもいる。
「これらの目撃証言が噂や一種の都市伝説である可能性も捨てきれませんし、スタッフの持ち込んだ道具の側に動物がいたことからわざと噂を流している可能性もあります」とサファリパークの広報担当者は語っている。
関連動画
Hero Monkey Save Baby Gazelle From Cheetah Hunt . Baboons vs Leopard | Aniamals Save Another Animals
(加藤史規 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像©Gerhard G. PIXABAY