
2020年8月2日に放送された、競馬番組『競馬BEAT』(関西テレビ系列 毎週日曜15時~16時)で放送事故があったとして話題になっている。
この日、『競馬BEAT』では新潟競馬場で行われた関越ステークスを中継。日本中の競馬ファンが大注目するレースなだけに関西でこの番組を見ていた視聴者は多かったという。
だが、放送事故は突然やってくるものである。
なんと、大事なレースにも拘わらず、回線トラブルが生じたのか、映像がストップ。ゴール手前200メートルから追い上げたザダルが、先を走るプロディガルサンを抜いたか…というタイミングで映像が止まったのである。そして、馬の動きは止まっているのにも関わらず、音声だけがそのまま流れ続ける体たらくが発生してしまったのだ。
さらに事故はそれだけではなく、なんとバラエティ番組のように、馬が逆走したり、スローモーションになったりと妙な動作が連続して放送されていた。
こともあろうに、ゴール直前の混戦の模様が放送されなかったのである。こんな大事な場面を『競馬BEAT』は中継できずに、しかも勝利した後のザダルが大写しになるシーンだけが放送されたのだ。実際に、この映像を見た視聴者の多くは、一瞬どの馬が結局勝ったのさえもわからなかったようである。
ネットでは「馬が突然逆走してビックリした」「ゴール直前なのにまさかの放送事故」といった声が相次いだ。
このレースには当然、多くの競馬ファンが注目していただけにネットでは避難囂々となったようだが、番組からの謝罪などはなかったようである。
(文:江戸前ライダー ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)
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