
結婚、そして2人の男の子の出産を経てますます人気者の篠原涼子。
昨年の日本アカデミー賞においては、主演女優賞と助演女優賞のダブル受賞を獲得するなど、さらに演技に磨きがかかった篠原主演の13年ぶりに大人気連続ドラマ『ハケンの品格』(日本テレビ系)もいよいよ今週、最終回を迎える。
さて、以下は今から25年も前に拡散した彼女に関する都市伝説である。
それは、1995年頃のこと、篠原がとても人気だった某クイズ番組のゲストとして呼ばれた時の話である。
当時、篠原はアイドル歌手として大人気で、現在のクールな役柄をこなすイメージからは想像できないほど「天然ボケ」のタレントとしてバラエティ番組に頻繁に出演していた。
さて、このクイズ番組に参加した篠原であるが、「日本国民の三大義務は教育・納税と・・・?」という問題に対して、なんと「子作り!」と大真面目な顔で答えたという。その後も、天然ボケの本性が炸裂すると、番組内で珍回答を連発したというのだ。
視聴者にしたら、面白すぎる答えを口にする篠原の姿を見たいはずであるが、この光景をスタジオの隅でじっと見守っていた番組プロデューサーは「さすがに放送に耐えられない。芸能人全体の素養が下に見られてしまう」と感じたらしく、放送そのものをお蔵入りさせてしまったという。
当時はまだ「おバカタレント」という言葉も、また芸能界での立ち位置もなく、クイズ番組に出るタレントは常識を兼ね備えていなくてはいけない、という暗黙の決まりがあったようだ。
この番組がもし放送されていたならば、もしかして「ハケンの品格」や「アンフェア」もあり得なかったのだろうか・・・それとも、今とは全く違った芸風の篠原を見れたのかもしれない。
(若葉イチロウ ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)
画像『ハケンの品格 DVD-BOX』