ちょっと不思議な日常の小ネタ集 その2

「ちょっと不思議な日常の小ネタ集 その1」より続く

投稿 きょさん

星️お雛様

お雛様の三人官女は大抵、真ん中の人が座っていますが、私のは真ん中の人だけ立っていました。

6-7歳の頃だったかの雛祭りの頃、夜中にふと目が覚めて雛壇を見たら、なんとその立ってる上臈さまが腕枕で横になっていました。

私はそのまままた眠りについてしまい、朝、目が覚めたらすぐに確認しましたが、いつも通り三方を捧げ持って立っておられました。




星️紫色の小さなもじゃもじゃ

60年代、名古屋へ引っ越しました。

8-9歳ごろの夏の夕方、私の部屋には西陽が差していました。部屋の真ん中に紫色の小さな雲のようなものが浮かんでいます。

何だろうとよく見たら、細ーい飴の糸のようなものがもじゃもじゃとし、中の方は黄色い稲光のようなものがチリチリ光っていました。

手のひらに乗せるようにし指を折り曲げて包み込んだら、何の感触もなく指の間から霧のように、すふっと抜けて消えていきました。大人になって気がついたことなのですが、あれはミロの「アズールのゴールド」という作品に酷似していました。

このことを書いた日記




星️山道ですれ違った少女

名古屋の中で引っ越しし、織田家の砦跡のある山の上に住みました。

11歳ごろ、夏の夕暮れ時に砦の脇の急な坂道を登って帰宅していました。すると向こうから私より小さな女の子が歩いてきます。街灯も少ない山道ですから私だって少し怖い時間と場所です。

どこへ行くの?と訊くと、おばあちゃんちと答え、一人で大丈夫?って言ったら大丈夫と答えます。

坂の両脇は雑木林と崖。道沿いに家は一軒だけ。その間に女の子は「さよなら」って言ってひょこひょこと坂を降りて行きました。

私はふと、(今、この子を殺しても誰にも判らないんだろうなぁ)などと恐ろしいことを考えました。

崖の脇の細い水の流れからぼんやり緑色した蛍が1匹浮き上がりました。振り返ったら女の子はもう闇の中で見えませんでした。

時々、この事を思い出します。もしかしたら私はその子を殺しちゃったんじゃないかと思って背筋が凍ることもありました。

ちなみに、その山へ引っ越してきた時、同級生やその親御さんに「あそこは鎧武者の幽霊が出る」って脅かされましたが、そのようなことは一度もありませんでした。

少女時代編でずいぶん長くなりましたのでこの辺りにしておきます。この後、70年代にはUFOや河童や宇宙人?と遭遇します。よろしければまた、別便にてお送りいたします。

(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©HiC photoAC

 

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