宇宙兵器競争の幕開けか?ロシアが対衛星兵器テストを実施

アメリカとイギリスの両国が、ロシアが宇宙兵器の打ち上げを試験的に行ったとして懸念を表明している。

報告によると、ロシアは7月15日に「コスモス2543から新しい物体を軌道に投入」した。2019年以降軌道に乗っていた衛星が対衛星兵器システムを試験発射したというのだ。




このことは今年2月にアメリカの衛星に対して「異常で不穏な」検査を至近距離で実施するために2台の衛星を使用したとして非難された、ロシア側の最新の動向となる。

「今回、軌道上での武器テストを実施するために使用されたロシアの衛星システムは、私たちが今年初めに確認して懸念を表明した、米国政府の衛星の近くで不審な動きを見せたロシアの衛星システムと同じです。これは、宇宙ベースで新たな衛星システムを開発およびテストするロシア側の継続的な取り組みの証拠でもあり、クレムリン側から公表された我が国に関連する宇宙資産を危険にさらす可能性の高い武器を使用する軍事法理と一致している」と宇宙作戦部長のジョンW.ジェイレイモンド准将は述べており、国務省はこの出来事を「きわめて偽善的」と説明している。




「今回のイベントは、ロシアが宇宙空間で兵器を管理している事実の偽善的な擁護を強調するものであり、モスクワ側は今回の衛星でアメリカ側の能力を制限することを目指しているが、各国独自の対宇宙計画を停止する意図と衛星の能力は明らかになっていない。実質的な軌道上の対衛星兵器である可能性は捨てきれない」といった趣旨の内容をクリストファー・フォード国務次官補は述べている。

しかし、ロシアの宇宙兵器計画が実際にどこまで進んでいるのかはまだ不明だ。今後は兵器開発競争も宇宙が舞台になっていくのだろうか。

(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©larrywkoester

 

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