
海外で「小さな奇跡が起きた」として話題になっているある画像が存在している。
ブラジル南西部のマト・グロッソ・ド・スル州イタキライにて、枝の伐採を行っていた作業員が切り取られた枝の断面図に奇妙な模様を発見した。
小さな黒い丸と、その下に広がる円錐形の影がある。微妙な濃淡がついたその影は、まるで皺もきっちり再現された布の服のようだ。更に、広がった袖の先にはちょこんと手が添えられているようにも見える。
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見事に人影のような模様が出たこと、人影が着ているものが裾の広がったローブに見えることから、ブラジルでは「木の枝の中に小さなイエス・キリストの姿が現れた」と話題になっているようだ。もちろんこれは「偶然人のような形になった」だけにすぎないのだが、Twitter等のSNSでは「枝に神のしるしが現れた」という意見が寄せられているという。
類似の事例で、今年の四月に南米のコロンビアで「イエス・キリストが樹木に出現した!?」という現象が発生、騒動になっていた。
これも結局夜間、光のあたり具合でイエス・キリスト像に似た影が出来たにすぎなかったのだが、新型コロナウイルス感染症の蔓延で社会不安が広がっていたため、多くの人が「奇跡」を信じようとする流れが生まれ、巡礼者が大量に現場に押し寄せるまで発展してしまった。
今回の「小さな奇跡」はそこまでの騒動にはなっていないようだが、ブラジルは未だに新型コロナウイルスが収束していないため、「奇跡」を信じようとする人が多く出ているようだ。
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(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像&動画©pimenta frita YouTube