
毎年、畑の麦が伸びてくる季節になると欧米では「ミステリーサークルの季節」となる。
海外ではいかに複雑で面白い形状のミステリーサークルを短期間で造ることができるか、競い合う同好会が多数存在しているそうで、地域によってはミステリーサークルのコンテストが行われているところもあるそうだ。
ミステリーサークルで話題になるのはイギリスやアメリカが多いのだが、この度フランスで少し変わった模様のミステリーサークルが発見されて話題になっている。
問題のミステリーサークルは7月5日にフランスのランス近郊にあるヴィミの町の小麦畑にて発見された。
'It is a horror': 'Templar' crop circle appears in French field https://t.co/BQ2L8H6Qn0
— Newshub (@NewshubNZ) July 12, 2020
丸やカーブを組み合わせたサークルの中央に、中世ヨーロッパのテンプル騎士団の十字マークが入っているというものだった。
ミステリーサークル自体が珍しかったのか、テンプル十字のシンボルが珍しかったのか、いずれにせよこの小麦畑には7月5日以来何百人もの人々が訪れてちょっとした観光地になってしまったとか。
畑の持ち主である農家は、「見物に来る人たちは皆祈りも捧げていますので、無碍にできません。ミステリーサークルはせっかくの作物をだめにしてしまう破壊行為にも等しい行為ですが、今回一度だけなら大目に見ます」と語っている。
(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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