地球外からのウイルス阻止!?NASAが生物汚染を防ぐガイドライン更新

宇宙空間や地球とは違う惑星に降り立ち、原生生物や未知の菌、ウィルスの汚染を受けて…というのは創作の世界で見る展開だが、実際にアメリカのNASAが「地球外における生物汚染」に関するガイドラインを更新して話題になっている。

創作の世界にあるような、地球外の菌やバクテリア等も確かに驚異だが、NASAが上げているのは「地球が他の惑星に及ぼす生物学的汚染」だ。




人類が他の惑星探査に向かった際、地球由来のウィルスやバクテリアを持ち込んでしまい、現地の環境に影響を与えてしまう可能性が高い。

そこで約50年前にガイドラインが制定され、探査機を地球外に送り出す際には厳密な規定が課せられている。

そんなガイドラインが7月9日に暫定的ながらも更新された。ひとつは月への陸上生物汚染の制御を目的としたもので、もうひとつは火星でのロボットミッションの際に生物学的汚染を防ぐものである。もちろん前述のとおり地球から別惑星への生物学的汚染だけでなく、逆に「地球外からの生物学的汚染」に対する予防も踏まえたものとなっている。




新型コロナウイルスがパンデミックとなったように、将来火星等で行われた任務の結果、ある種の異質の病原体が地球に持ち込まれた場合、どうなるかは想像も出来ない。

元NASAの惑星保護担当官ジョン・ランメル氏は、「我々は例えば火星に潜在的に病原体が存在するかについてはまだ何も知りません。しかし、我々の住む地球という生物圏が一つしか無い以上、慎重にならざるを得ないでしょう」と語っている。

(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©Alexandra_Koch PIXABAY

 

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