【グラドル残酷物語】『ビキニ卒業』の裏に理由あり!もう脱げない…

「グラビアアイドルの副業は売春だ!!」と、2008年に週刊誌で公言して騒ぎになったグラビアアイドルがいる。

小向美奈子である。

彼女はのちに覚せい剤の使用で逮捕、服役したのちに行き場を失ったか、アダルトビデオのモデルになってしまった。一応ことわっておくと、AV業界を含む広い芸能界において、いわゆる『AV女優』という呼称は存在しない。

どんな人気者であっても、モデルとしか呼ばれることはない。

芸能界においては、女優というものは(男優もであるが)モデルやアイドルや芸人より格は上なのである。またドラマや映画の撮影現場でも、アイドルの出演者に対しては、アイドル女優などという蔑称でよばれることも多い。

グラビアアイドル(以下グラドル)というものが、いつ一般的な写真モデルから分岐して独立したのかは諸説あるようだが、大体2000年頃かららしい。

それから今に至るまでに20年ちょっとが経つが、いまの彼女たちの立ち位置は実に苦しい。

普通、雑誌のグラビアの掲載の予定が決められるのは、大体半年前である。順番待ちの女の子たちが目白押しで、競争率はランクの下の子たちに行けば行くほど高くなってしまう。

それにもかかわらず、グラドルが雑誌のグラビアに載っても、基本ギャラはない(一部、週刊文春の現職美人図巻のようにちゃんとギャラを払うところもあるが)。えっ~、ともわれる方も多いいだろうが、現実にまず金はもらえない。

そればかりか、事務所がその子をプッシュするために出版社側に、金を支払ってお願いするというのがほとんどなのである。

というのも、グラドルは雑誌媒体に載ることで、知名度をあげ、ゆくゆくは芸能界のしかるべきポジションにステップアップさせようという事務所の思惑でなりたっている職業なのである。

今、職業と書いたが、金を払って仕事をさせてもらっていては、厳密には職業とは呼べないであろう。

結果、そこを狙って金銭的に困っているはずの彼女たちに良からぬ話を持ち掛けてくるシステムがある。最初に小向が言った、副業としての売春である。

私自身、グラドルで元レースクインであった女性から、この手の話を強引に持ちこまれて困っているという相談を受けたことがあった。売春の相手は某、指定暴力団系列の芸能プロダクションの代表であり、その報酬としては、現金よりメジャーな現場での仕事の保証であった。

結局彼女はその話を蹴って、芸能界を引退し結婚をしたが、泣く泣くそうした権力者の慰み者になる女の子たちも多いのが現実なのである。

もちろん、泣く泣くどころか、渡りに船と、金と仕事を手に入れようとする子たちも多くいる。

当人たちが納得していれば、たとえ売春行為であっても、実害は限られている。ところが、問題なのは相手がノーマルではない場合、簡単にいってしまえば変態だったときである。

一つ例をあげると、ある大手芸能事務所所属のグラドル(仮にAとしておく)がいた。可愛い童顔の美人で、オッパイが大きく、当時とても人気があった。また彼女は性格もよく、特に後輩のタレントや、現場で世話になったスタッフに親切にすることから、彼ら彼女たちからとても好かれていた。

が、事務所は彼女がそういつまでも売れないかもしれないと思い、ある時、パトロンをつけることにした。彼女は不本意であったらしいのだが、何としてでも芸能界で成功しなければいけない理由があり、しぶしぶこの提案を飲んだ。

その結果、彼女は芸能界での仕事は続けられたものの、グラドルの基本水着の仕事ができなくなってしまったのだ。

私も当時、最近Aのグラビアが急になくなったので、どうしたのだろうかと思っていた。そして、たまたま同じ事務所の後輩女性タレントに話を聞いてビックリした。

「彼女ねぇ、傷だらけなんですよ」

その後輩タレントは悲しそうに言った。

 傷? ケガしたの?
「うん、ケガはケガなんだけれどね。噛みつかれたの」
 誰に?
「パトロンの男に」
 どこを
「オッパイを」

つまり、その変態男はオッパイフェチで、サディストであり、彼女を弄ぶようにオッパイを噛みまくり、歯形だらけにしてしまったというのだ。

当然、そんなありさまで水着の撮影などできるわけもなく、彼女は高らかに水着卒業宣言をすると同時にグラドルも辞めることになった。

幸い事務所もこの件に懲りたため、以降パトロンは無しとなり、業界での人望もあったことから通常の芸能活動をすることができた。

こういった例は実は少なくもないのが現実なのだそうだ。私は今でもテレビで彼女の笑顔を見るにつけ、グラドルとは因果な職業だなぁと思い、暗い気持ちになるのである。

(ヴァールハイト及部 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

【著者紹介:ヴァールハイト及部 1968年 横浜市出身 大学卒業後サラリーマン生活を経て、フリーランスとして、映画・ショービジネス界で仕事をしている。芸能界ウォッチーでもある。】

画像©Khusen Rustamov PIXABAY

 

関連記事

最近の投稿

ページ上部へ戻る