死後の世界は存在するのか?魔女のチャネリング

                 画像©深月ユリア

「霊」と何か。「死後の世界」は果たして存在するのか。人が生きる限り、解答を見出せない永遠のミステリーである。コロナ禍で「死」について、「生きる」ことの意味について考える機会が増えた方も多いのではないだろうか。

筆者はポーランドの魔女とアイヌのシャーマンの血を受け継ぐ「魔女」である。魔女の仕事でチャネリングにより、いわばこの世とあの世との「通訳」のような役目を果たすこともある。

筆者は「生死」と「死後の世界」の様子をなんとなく降臨するイメージで見てはいるが、「虫の知らせ」があったり、なんらかの波長が重なり「あの世」の人の影が見えたり声が聞こえた、という心霊体験をされた方もいらっしゃるだろう。

心霊体験の経験有無は、単に霊感が強い・弱いの問題ではない。波長があって遭遇する霊魂が亡くなる瞬間に、この世に対してどのくらいの「念」が残っているかにもよる。亡くなる瞬間に安堵のうちに旅立ち、現世に対する思い入れややり残したこと、残留思念がほとんどなければ、身体から霊魂は抜けて、まっすぐ次の次元に行く。

これは幽霊としては具現化されず、オーブのようなものになる。つまり、この場合は霊魂は幽霊にならず、すぐに「成仏」するのだ。

しかし、残留思念が強いと、身体から抜けた霊魂は幽霊として形が具現化される。残留思念が強ければ強いほど、その霊ははっきりと見えやすくなる。

では、死後の世界はどのようなものなのだろうか。各宗教によって、「死後の世界」についての考え方はまったく異なる。


画像©paulmuenzner0 PIXABAY


画像©Engin Akyurt PIXABAY

○仏教・ヒンドゥー教では死後の世界はこの世と同時に存在する

仏教・ヒンドゥー教では亡くなってから輪廻転生して、再びこの世界に戻ってくると信じられている。

四十九日の間に次にどの世界に生まれ変わるかが決まる。生前の行いによってこの世(娑婆)でなく、天界や餓鬼道、地獄に生まれ変わるかもしれない。

つまり仏教・ヒンドゥー教では、死後の世界(霊界)はこの世とは別に存在していなく、並列なものだと考えれれている。そして、悟りを開き、解脱してしまえば輪廻の輪からはずれることができる、とされる。





画像©Free-Photos PIXABAY

○キリスト教では「最後の審判」の日に死者は復活して神の裁きを受ける

キリスト教では、死は命の終わりではなく、天の神から地上での罪が許され、永遠の安息を与えられるもの、とされている。「召天」と呼ばれるものだが、神のもとに召され、最後の審判を受け、復活の日までを天国で過ごす、とされている。

魂は天に召される、という言葉があるように、全ては神の元に返る、という信仰なので、死者への礼拝の意味合いは薄くなる。葬儀では死者個人に対する供養ではなく神を崇める為のものだとされているので、日本のように、亡骸に向かって手を合わせたり拝んだりするようなこともない。

キリスト教では「最後の審判」の日に、死者はみな復活して神の裁きを受ける、とされている。そして「最後の審判」により、神の国に迎えられるか、永遠の炎に焼かれ続けるかが決定される。

神の国に行くにしろ、地獄に行くにしろ、死んだ状態ではなく生きた状態で行く。墓の下で待っている状態をモラトリアム(猶予期間)という。

カトリックでは、「死」は人間の罪の根源がもたらした刑罰だという考え方をする。

新約聖書には来世に関する具体的な記載はされてないが、教会での説法が精密化するにつれて、天国、地獄・煉獄という区別が作られていく。死後は、天国・地獄・辺獄・幼児の辺獄・煉獄の5つの場所に行くとされている。


画像©Nick115 PIXABAY

○ユダヤ教ではサタンの支配が終わる「終末」が来て、楽園「エルサレム」が実現する

ユダヤ教では、死んだら土に戻ると考えられているので死後の世界や天国、地獄のような概念はない。しかし、ゾロアスター教やキリスト教の影響で、死後の世界を考えている宗派もある。「天国と地獄」の概念は、ゾロアスター教が起源だ。

ユダヤ教では、他の宗教によくみられる死者の世界や死後の世界はない。神の「最後の審判」によって、サタンの支配が終わる「終末」が来ると考える。その際に、裁きがくだされ、異教徒や他のの民族が滅び、限りない苦しみが与えれる。

そして、ユダヤ立法の教え通りに、正しく生きてきた人は永遠の命を授かり、ユダヤ民族の楽園、「エルサレム」が実現する。死者は生前の姿で復活するので、イスラエルでは埋葬はすべて土葬である。





画像©Konevi PIXABAY

○イスラム教では最後の審判はいつあるのかはアッラーのみが知っている

イスラム教はキリスト教に類似して、人間は死後、「最後の審判」によって天国に行くか地獄に行くかが決まる。

終末の日には、大地が裂け、天の星は落ち、海は沸騰します。現在の秩序が一切崩壊する天変地異が起きる。生きている人は裁きの場に引き出され、死んだ人もすべて元の身体で蘇り、裁きを受ける。

最後の審判は墓の中で待つが、その時期は人間にはわからず、唯一神アッラーのみが知っている。肉体がなくなって骨になってしまっては天国へ行けないため、基本的に土葬となる。魂は埋葬の次の日に肉体を離れ、善良な人の霊魂は終末の日まで、定められた場所にとどまり、邪悪な人の霊魂は、終末の日まで牢獄に閉じこめられる。

また、死と埋葬の間に、イスラム死者の魂は天国と地獄へ短い旅をするそうだ。そこで、最後の審判の人間をヴィジョンを見せられます。

以上のように各宗教で随分考え方が異なる。

筆者自身はどの宗教にも属しておらず、強いていえばアニミズム・シャーマニズムの考え方に近い。森羅万象に神々がいらっしゃって、万物に魂がある、という考え方である。

筆者の経験談を述べると、様々な霊とチャネリングしてきたが、彼らは成仏していない霊で、逆に成仏した後に天国や地獄にいる霊とチャネリングで繋がったことはない。輪廻転生に関しては、前世の記憶を持つ複数の人と会ったことがあるので、輪廻転生は在ると思う。

また、霊を成仏させる瞬間、成仏するその瞬間は様々な残留思念が浄化され、幸福な光に包まれた平安そのものだった。

その為、おそらくというものは地獄は存在せず、現世は修行するための場所で亡くなっても尚残る残留思念こそが「地獄」なのかもしれない。

(深月ユリア ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

深月ユリア
ポーランドの魔女とアイヌのシャーマンの血を受け継ぐ魔女占い師。ジャーナリスト、女優、ベリーダンサー、映画・イベントプロデューサーとしても活動

著書
あなたも霊視ができる本 」文芸社
世界の予言2.0 陰謀論を超えていけ キリストの再臨は人工知能とともに」明窓出版

 

関連記事

最近の投稿

ページ上部へ戻る