バイオテクノロジーで生まれた蚊で伝染病を止める!?

世界中で最も人間を死に至らしめている生物は「蚊」だ。血を吸う際にさまざまな病気を媒介してしまうことから、多くの人々を間接的に死に追いやっている。

そんな中、イギリスに本拠を置くバイオテクノロジー企業Oxitec社によって特殊な蚊が開発された。

蚊に特定のタンパク質を運ばせ、蚊の繁殖を阻害することができるようにしたもので、特にメスの蚊が生まれなくなるという。実際に血を吸うのはメスの蚊だけなので、メスの個体数を選択的に減らすことで血液によって媒介される西ナイル熱などの病気の蔓延を大幅に減少することが期待されている。

米国環境保護庁(EPA)とフロリダの農業および消費者サービス部門は、フロリダで7億5,000万匹の遺伝子組み換え蚊の放出を進めることを許可したが、環境保護団体から反対の声が上がっている。




反対している人々は今回の試みが州の他の種に深刻な損害を与える可能性があると主張しており、「ジュラシックパークの実験のようだ」としてEPAを提訴することも考えているという。

国際技術評価センターおよび食品安全センターのジェイディー・ハンソン氏は「この新たに生み出された蚊がもたらす環境リスクをもっと分析する必要があります」と懸念を表明しており、フロリダキーズ環境連合のエグゼクティブディレクターであるバリー・レイ氏も「ここフロリダのが遺伝子操作された蚊や人間の実験場になることには同意しない」と述べている。

果たして、この大規模な実験はどうなるのだろうか。

(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©Emphyrio PIXABAY

 

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