2020年6月21日に世界は終わる!?再注目される「マヤ暦の予言」

皆さんは数年前に話題になった、「マヤの予言」を覚えているだろうか。

非常に高度な天文技術を持っていた古代マヤ人は正確な暦を持っていた。その暦も日数や太陽年を基準とした短期歴と長期暦があり、このうち長期暦が終わりを迎える日が現代の2012年3月20日に該当したため、「2012年に人類が滅亡する」という噂が世界中で巻き起こった。

だが、この予言は現在の我々が知るとおり不発に終わった。

そもそもマヤの暦は順還暦であり、日本の干支のように最後まで進んだら再び新しく1から始まる暦だったので、暦が最後まで進んでも恐れる必要はなかったのである。

ところが、今年になってなんと「マヤ暦の予言」が復活。以前の暦の計算は間違っており、人類が滅亡する日は正確に計算すると2020年が該当するという説が出てきたのである。




この説を唱えるのは、海外の陰謀論者達である。彼らによれば、過去に用いられていたマヤ暦と現在の暦には、1581年にグレゴリオ暦が導入されたことからズレが生じており、計算すると2012年ではなく2020年6月21日になるというのだ。

実際、今年は新型コロナウイルス感染症の世界的なパンデミック、オーストラリアや南米の大規模な山火事、アフリカからアジアを襲う大規模なイナゴの襲来と熱波による干ばつ、飢饉と様々な「災厄」が世界を襲っている。海外ではこれらの「災厄」を聖書のヨハネの黙示録の記述に似ているという意見も多く出ている。

そのため、いよいよ世界の終わる日が近いのでは、と噂されているのだ。

だが、もちろんこれには反論もある。というのも、2020年の「世界が終わる」とされた日について、一度は「3月20日(ないしは21日)」と「特定」されてネットで話題になっていたのだ。

この日付はインドに13世紀に建てられた寺院に存在する暦と一致したためだそうだが、案の定この日も何も異変は起きなかった。それから3ヶ月後に再度「世界が終わる」と言われても、正直説得力に欠けるというものだ。

社会的不安が増大すると終末予言が注目を集めたりするが、不安を煽っておきながら何もなかった時に知らぬ顔を決め込んだり、後出しジャンケンで的中させたことにするのは不誠実といえるだろう。

(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©Juan Francia PIXABAY

 

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