
画像©EXAMINERLIVE.CO.UK/DAVE HIMELFIELD/FACEBOOK
もしあなたが散歩中に、奇妙な生物がフレンドリーに寄ってきたとしたらどうだろうか……。
先日、イギリスのウェストヨークシャー州カルダーデールの森で発見された生物は、非常に奇妙なものだった。全身に毛がなくピンク色の皮膚で覆われており、ひょろ長い体と尻尾が特徴的だ。
この生物は現地で愛犬を散歩させていた女性が遭遇したもので、彼女が撮影した動画には動物が彼女や愛犬に寄っていこうとする様子が捉えられている。
彼女は動物について以下のように語る。
「私は車で愛犬とともに農場まで来ていたのですが、この生物は私の車の下に入り込んで10分間は動きませんでした。人間を恐れる様子はなく、車で私と一緒に帰りたかったように見えました。しかし、私の愛犬は警戒してうなり声をあげていました。やがて生物は車の周りをうろうろしていましたが、茂みの中へ消えていきました」
この生物について、専門家からは脱毛したフェレットである可能性が挙げられている。
副腎疾患をもつフェレットはホルモンの過剰産生に伴い脱毛症状が出て、尾から始まりやがて全身の毛が抜けていくという。この症状はホルモン注射または手術で副腎を取り除くことで解消されるとのこと。
今回目撃された生物はそんな病気を抱えていたペットのフェレットが逃げ出したか捨てられたものとみられている。現在は既に捕獲され、飼育されているとのことだ。
(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)