【香港発】涙が出るほど刺激的…催涙ガス味ジェラートを発売した理由

人気アイスの新しいフレーバーが販売されるとその味が話題になったり、人気が出て売り切れてしまうこともある。

そんなアイスの味で非常に奇妙なものが香港のアイスクリーム店に登場して話題になっている。その名も「催涙ガス味」で、「最初は呼吸しにくい感じがあり、刺激が強くてすぐに大量の水を飲みたくなる」味だとか。

なんとも凄い味だが、このアイスが販売された背景には、新型コロナウイルスが大流行する前に起こっていた香港の民主化デモの存在がある。




このアイスクリームパーラーのオーナーは、中国当局の目を防ぐために匿名のままで地元メディアのインタビューに、香港で起きた民主化運動を支持するために味を考案したと答えている。

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Hong Kong ice cream shop reveals its tear gas flavour

新型コロナウィルスのパンデミックにより、多くの人が密集する集会は中国全土で禁止された。しかし中国での感染拡大が落ち着いた現在、民主化運動の再開を望む人は多い。

「私たちは、民主化運動を続け、情熱を失わないようにしなければならないことを人々に思い出させる風味を作りたかったのです」




このアイスクリームの主成分は黒胡椒で、昨年のデモ中に警察が発砲した唐辛子の弾丸を香港市民に思い出させるものとなっている。

味を開発したオーナーによれば、「丸ごと黒コショウの実を焙煎してから挽き、イタリアンジェラート風に作っています。辛い後味は催涙ガスを吸い込んだ後の喉の炎症の感覚を再現したものです」とのことで、最終的に風味が決まるまでにわさびやマスタードなどのさまざまな食材が試されたという。

なんとも複雑な味のこのアイスクリーム、香港でブームになるのだろうか。

(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©AP Archive YouTube

 

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