深海のエルビス・プレスリー?科学者も解明出来ないウロコムシの謎

日の光が届かない深海は漆黒の闇がどこまでも続く世界だが、そこで暮らす生物の中には非常に鮮やかな体色のものが存在していることが多い。

先日、カリフォルニア大学とCNRS-Sorbonneユニバーサイトの科学者らが、一般にウロコムシとして知られている生物について新しい論文を発表、4つの異なる種について詳しく説明している。




実に3,000フィートの深海に生息しているウロコムシは、鯨の死骸やその他の有機物に集まる傾向がある。今回研究者たちは、遠隔操作の水中車両を使用してウロコムシの生きた標本を採取し、実験室で観察した。

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Peinaleopolynoe orphanae scaleworms at 3.7 km (Gulf of California) Schmidt Ocean Institute S0197.

新たなウロコムシの4種それぞれに正式な学名が割り当てられたが、中でもとある種はかのエルビ・スプレスリーが着用していたスパンコールのスーツを思わせる虹色に光る鱗に覆われていたため、「エルビス・ワーム」という名前がつけられたという。




しかし最大の謎は、ウロコムシがそのような印象的な鱗を必要とする理由だという。

ウロコムシはとても深海に住んでいおり、目が存在していない。つまり、ウロコムシ同士が互いの姿を目で見る方法はないし、他の深海生物も同様にウロコムシのカラフルにきらめく虹色の鱗を見ることはできないと考えられている。

ウロコムシがなぜ美しく光る鱗を持っているのか、現状では科学者たちにも解けない謎であると言えそうだ。

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像&動画©Greg Rouse YouTube

 

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