
映画「エクソシスト」では、悪魔にとりつかれた少女が恐ろしい姿に変貌する様子が描写されており、見ている人々を恐怖させた。
人に取り憑いた悪魔を祓うエクソシストは実際に存在しており、現代でも悪魔祓いが行われているそうだが、実際に映画のように悪魔に取り憑かれた人の姿が変貌する事はありうるのだろうか。
そんな疑問に、海外で悪魔祓いを生業にしている人物が回答している。
自身が仏教徒であり、祓魔師でもあると語るポール・アンドリュー・デブリン氏は、自身のTwitterやポッドキャスト、Youtubeチャンネルでエクソシストとして悪魔祓いを行った経験談を語っている。
そんな彼によれば、Gさん(仮名)という女性の悪魔祓いを行った時、「あまりにも悪魔の力が強かったため」女性の姿が変わって見えたと述べているのだ。
デブリン氏によれば、女性の部屋の空気が非常に重く、女性自身も「歯が尖り、顎のラインが四角く変形し、髪は有刺鉄線のような手触りになっていた。また、目が真っ黒で光っていた」姿になっていたという。
女性の悪魔祓いは一筋縄ではいかず、9人の男性が彼女の体を押さえつけて居なければならなかったが、最終的には悪魔が抜けたという。すると、有刺鉄線のようだった女性の髪は茶色くつややかな髪へと変わっていったそうだ。
他にも悪魔が取り憑いた人の体からはまるで腐った肉のような匂いがしたり、自分では触れないような場所に引っかき傷ができるなどの現象がみられたという。
彼の体験はポッドキャストで聞くことができる。気になる人は聞いてみてはいかがだろうか。
ポッドキャスト
“The day the Exorcist called”
(勝木孝之 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像©Selver Učanbarlić PIXABAY