【闇の日本史】GHQのプロパガンダ広告に利用されていた「化け猫」

日本古来の妖怪である「猫又」。

現在でも人気の高い妖怪の一体で子供に人気の『妖怪ウォッチ』に登場するジバニャンは、猫又がモデルとされている。

山口敏太郎タートルカンパニーでは、多くの猫又資料を所持しているが、そのなかでも最も珍品とされているのが今回ご紹介する「化け猫のプロパガンダ広告」である。

第2次世界大戦終了直後、GHQ(連合国軍総司令部)は、日本国民にあるプロパガンダ広告(大衆向けに政治的意図を持つ広告)をバラまいた。

それは凶暴な化け猫を日本の軍隊として、化け猫に襲われている女性を立憲主義(政府の権威や合法性が憲法の制限下に置かれてる主義)に見立てた広告で、日本の軍隊を痛烈に批判している。




ストーリーは日本人に馴染みの深い「鍋島騒動」を下敷きにして怪談仕立てになっているのも興味深い。

戦後のGHQは日本人に最もわかりやすい方法で自らの政策を理解してもらおうとしていたのだ。以下、事務所スタッフが現代文に直したものを特別に掲載する。ややハードで残虐的な表現も目立つが、当時の混乱をうかがい知れる内容なのでぜひともお読みいただきたい。

 昔、肥前守(肥前は現在の佐賀県・長崎県にあたる)に勤めていたお豊という美女がいました。お豊は女中のなかで殿様の一番のお気に入りで、ある日、殿様はお豊を散歩に連れていきました。その夜、お豊は真夜中に目を覚ますと、部屋に大きな猫がいるのに気がつきました。大猫はお豊に飛びかかって彼女をかみ殺しました。

 猫はお豊に化けて殿様に取り憑きました。殿様は日に日に調子が悪くなり、とうとう病気になってしまいました。原因を探ろうとした勇敢な家来である伊藤宗太は、殿様の病気を化け猫のせいと見抜きました。

 化け猫は山へと逃げ込みましたが、群衆に追いつかれとうとう退治されました。

この化け猫の話を知らない人はいないでしょう。




さて、この話に秘められた意味はなんでしょうか? この化け猫は国民の生き血をすする軍隊のことです。軍隊は本国より遮断されている何十名という若者を見殺しにしています。また、軍隊は今の日本人に必要な服・食べ物・薬の供給を怠り、国家を衰退させています。

猫にかみ殺されたお豊は、軍隊が破壊した立憲政体の意味です。軍隊は国家を守るよりも、むしろ日本を滅亡の危機に陥れました。最後にこの化け猫は忠義な武士に化け皮をはがされ村人に追いつめられて殺されました。

これは再び、平和と繁栄を取り戻す忠義な日本人が軍隊を滅ぼすという意味ではないでしょうか。

(山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)

画像©Wikipedia 佐脇嵩之『百怪図巻』より「猫また」

 

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