
2020年4月8日、フジテレビ「世界の何だコレ!?ミステリー」で日本でも有名なUFO捕獲事件「介良(けら)事件」が紹介された。
UFO目撃は多々あれど、日本では第二種接近遭遇と定義されるUFOと物理的に接触などの事件は非常に少ない。また、事件が一段落した後は当事者が話したがらない事もあり、テレビで取り上げられる事も少ない事件である。
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実は筆者は2016年9月上旬に現地に行ってきた。事件が起きた同じ時期、同じ時間に現地で滞在すると何か判ると思っての取材だった。
同じ趣旨で甲府事件の現場にも行った事もある。
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番組で放送された風景と2016年の風景はほぼ変わらず、田んぼが広がる風景だった。事件現場から東に介良富士と呼ばれる稜線の綺麗な小山が見える。
現場から西を見るとサニーマート共配センターの建物が見える。事件当時はここがゴルフ練習場だった。
ここにUFOを捕獲したとされる夕方6時頃から滞在してみた。
暗くなった夜7時頃、サニーマートの建物手前にオレンジ色の小さい発光体を見つけて流石にビックリした。
しかしながらこういった物を発見、場合によっては捕獲するのに遥々高知まで来たので、意を決して近寄ってみる。
オレンジ色に発光してたのはポールで、おそらく側溝に脱輪防止の為に設置してある物だった。翌朝改めて確認すると、昼間は黒黄色の色合いもあって気が付かなかった。
この辺は昼間はシラサギも見られ、これにゴルフ場のライトがあたって白く光って見えたという意見もある。しかし、ゴルフ場のライトは場内と駐車場を照らしてるので、田んぼの中のシラサギにはあたらない。
また、夜間に滞在したが昼間多く見られたシラサギは見られなかった。こういった事も、その時間に現地滞在して改めて確認できる。
帰りには高知竜馬空港の売店でUFO型のパン(帽子パン)をお土産に買ってみた。
本物の介良事件UFOは見つけられなかったが、発光体を見つけた時のドキドキ、売店のUFO型パンなど楽しめた現地取材旅行だった。
(寄稿&画像 桜木ヒロキ ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像©Peter Lomas PIXABAY