「エイプリル・フール」の起源

昨日の4月1日はエイプリル・フールだった。

毎年この日は嘘をついてもいい日ということで、企業や新聞がジョークの企画を行ったりしている。今年は新型コロナウイルス感染症の事もあり、例年ほど規模は大きくならなかったが、それでもクスっと笑えるネタを公開していたようだ。

さて、このエイプリル・フールの風習はどこから始まったのだろうか。




1387年から1400年の間に書かれたジェフリーチョーサーの「カンタベリー物語」の物語の1つに由来するというもので、雄鶏のチャンティクリアが「Syn March bigan thritty dayes and two」という話で狐に騙されるシーンがあり、この話が4月1日を指しているからだという説がある。

しかしこの説には異論もあり、4月1日ではなく5月2日を指すという説も存在している。

他にもかつて、欧州では3月25日から4月のはじめにかけて新年を祝う風習があった。しかし1564年にフランスのシャルル9世が1月1日を新年とする新しい暦を採用したところ、それに反発した人々がかつての正月であった4月1日に祭りを行い、人々をからかって馬鹿騒ぎをしたという。




このとき4月1日を「嘘の新年」と呼んだため、この祭りが後にエイプリル・フールの風習になったと考えられている。

このようにエイプリル・フールの起源には諸説があるが、今でも正確なところは分かっていないというのが現状のようだ。

なお、フランスではエイプリル・フールのことを「ポワソン ダブリル(Poisson d’avril、四月の魚)」と呼ぶが、この言い回しを最初に考えたのはフランスの詩人エロイ・ダメルヴァルで、1508年に彼が記述したことに由来するのだそうだ。

(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©tant photo AC

 

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