陰謀論者、玉砕!「新型コロナウイルスは人工ウイルスではない」

今、世界中で猛威を奮っている新型コロナウィルス感染症。感染者は世界で55万人を超え、各国でその対策が叫ばれている。

現在効果的な治療法の開発も行われているが、そもそもこの新型ウイルスがどのようにして発生したのかという疑問も当初から話題になっていた。

中国国内で問題になっていた頃の公式発表では、武漢市の市場で取引されていた動物が変異のきっかけになったというものだったが、中国の研究施設から作り出されたバイオ兵器、等の陰謀論が早くから囁かれていた。




さらにその後、中国外務省高官が「新型コロナウィルスは米軍が武漢に持ち込んだもので中国はむしろ被害者だ」とツイートするなど、「新型コロナウイルス=新型兵器」の陰謀論は世界中に広まっていた。

しかし、詳細な分析を含む新しい研究の結果、新型コロナウイルスが自然に発生したものである可能性が極めて高いという研究結果が発表されて注目を集めている。

今回の新型コロナウイルスは過去に中東で猛威を奮ったSARSウイルスと遺伝子が96%同じで、コウモリが自然宿主だったと考えられている。その後、人間に感染するに至るまで他の動物を経由する「中間宿主」が存在するのではないかという説が出ていた。

そしてこの度、イギリスの科学誌「Nature」に掲載された論文によれば、今回の新型コロナウィルスの媒介性物が希少生物のマレーセンザンコウだった可能性が高いという結果が出たという。




調査対象となったマレーセンザンコウは2017年から昨年にかけて中国に密輸され、押収されたもので体組織から新型ウイルスと遺伝子の配列が85~92%の割合で同じという結果の出たウイルスを検出したという。

センザンコウは中国では古くから食用や漢方薬として用いられており、市場で取引されることもあったそうだが、研究チームは今回の結果を踏まえて販売中止を主張している。

また、今回の研究結果はあくまでセンザンコウが媒介した可能性を示したものでしかなく、確たる根拠とはいえないとして、引き続きの調査と研究が必要であるとの認識を示している。

(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©Alexandra_Koch PIXABAY

 

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