
南米アルゼンチンにて聖母マリアのような影が空に出現、人々を新型コロナウイルスから守っている、奇跡が起きているとして話題になっている。
出現したのはアルゼンチン北東部にてコリエンテス州のサンカルロス市。今月半ばで午後5時頃だったという。
目撃した人によれば、青と白の光の柱が3本、空から下向きに延び、雲と青空がまるで聖母マリアのような姿だったという。「空に虹が見え始めたのち、太陽を取り巻きながら空に聖母マリアの姿を作り始めました」と目撃者は語る。
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Virgin Mary ‘miracle’ as’appear in sky
地元メディアは、何人もの住民が同様の「聖母マリアの姿を見た」と証言していると報じた。
目撃報告は近くのカンデラリアの町、サンカルロスからも寄せられている。この町は同州で最も古いイエズス会の町の1つと言われており、信心深いキリスト教徒が多いという。
アルゼンチン当局はウイルスの蔓延を阻止するために様々な措置を取ると発表しており、3月19日には31日までの全国的な検疫体制を導入すると発表。南米全体で新型コロナウイルスのパンデミックが深まり、アルゼンチンで広く都市封鎖が行われた。
これと前後して目撃されたため、アルゼンチンの人々からは「聖母マリアが新型コロナウィルス感染症から人々を守るために降臨した」という声が上がるに至ったのだ。
この空に出現した聖母マリアは結局のところ虹の一種である彩雲とみられている。世界的な感染症の拡大に不安を抱く人々の、事態の収縮を望む気持ちが聖母の姿を想像したのだろう。
(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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