約5億年前、古代の地球で繁栄していた「人類の祖先」

現在、全世界の生物は約500万~3,000万種のあると言われている。このうち既に知られているものは約175万種にしかすぎず、哺乳類は約6,000種、鳥類は約9,000種、昆虫は約95万種、維管束植物は約27万種とされている。

これらの膨大な生物種は進化の果てに生まれたと考えられているが、はるかな昔の地球には、もっと単純な生命体しか存在していなかった。

では、古代の地球で繁栄していた生物はどのようなものだったのか。




先日、科学者らの研究チームが約5億5500万年前に地球で繁栄していたワームのような生物を特定したと発表した。米粒よりも小さいこの小さな生き物は、南オーストラリア州ニルペナにあるエディアカラ時代地層から発見されたもので、我々人類や動物の最も古い先祖とされているものだ。

イカリア・ワリオティア(Ikaria wariootia)と名付けられたこの生物は、前と後ろに2つの開口部を持ち、それぞれが体内で腸によってつながっている構造をしている。

この生物としての基本的な、しかし重要な構造を持つ生物はイカリア・ワリオティアが現状では最古の生物であり、ここから小さな虫から大きな恐竜まで多種多様な生物が分化していく基礎になったと考えられている。




研究者であるメアリー・ドロザー教授は、3次元レーザースキャナーを使用して岩石中に発見された小さな化石の穴を調べていた際にこの生物の化石を発見するに至った。

ドロザー教授は「海綿動物と刺胞動物を除く大部分の生物が該当する左右相称動物の起源と初期の進化の過程は、進化生物学者と古生物学者にとって大きな疑問になっています。私たちの祖先がいつ最初に現れたのか、そして彼らがどのように進化していったのか、今後の研究から解明に至っていければ幸いです」と語っている。

関連動画
This worm might be the ancestor of most animals on Earth – TomoNews

(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像&動画©TomoNews US YouTube

 

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