アメリカ聖書博物館の死海文書、貴重な展示品は偽物だった!

ヨルダンとイスラエルの国境に存在する、世界で一番塩分濃度の高い湖、死海。

ここに存在する洞窟から、1947年に壺に入った古代の書簡が多数発見された。後の研究でこれらの書簡は古代ユダヤ教の聖典群であり、最も古い聖書写本であることが判明し、「死海文書」と呼ばれるようになった。

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そんな死海文書を保管・展示している博物館も存在しているのだが、アメリカはワシントンDCにある聖書博物館にて展示されていた16編の死海文書を鑑定した結果、なんと偽造品だったことが判明するという事態が発生している。

展示されていた死海文書は2002年に博物館が購入したもので、2016年に偽造品の疑惑が持ち上がっていた。




そこで当時Art Fraud Insightsが鑑定を行った所、5つが偽造と判明。残る11の断片も分析した結果、なんと所蔵していた全ての死海文書が偽造品だったことが判明したのである。

死海文書はいずれも20世紀に作成されたものとArt Fraud Insightsのディレクターであるコレット・ロル氏は語る。偽物と判明した死海文書は今後、展示から外れる予定とのことだ。

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(田中尚  山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像&動画©The Oklahoman YouTube

 

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