
2020年3月14日、アニメ『ドラえもん』(テレビ朝日系列)にて、いつもよりイレギュラーな放送があったと話題になった。
番組は通常、星野源の歌う『ドラえもん』のオープニングで始まり、その後は2本の本編が放送され、エンディングとなるのだが、何故かこの日はオープニング曲がなく、いきなり本編に入るという変則的な放送だった。
このところ、新型コロナウィルスの影響で様々なアニメが続々と放送延期になっているが、例外なくドラえもんも3月6日公開予定だった劇場版が上映延期になっていた。
なんとも不本意な話題が続ているアニメ業界だけに、とりわけ、あの長寿アニメ番組のドラえもんのオープニング曲が流れなかったことで何かよからぬ事態が発生したのではないかと視聴者は錯覚しまったのではないだろうか。
とはいえ、ドラえもんがオープニングを省いて放送したのは、稀にだが過去にも何度か見られた。2017年、2018年にもあったのだが、今回のようにオープニングが無かった代わりに、通常2本の本編が3本も放送されていたのである。
今回は、「地球製造法」「マジックチャック」「マジックチャック」の3本が放送されたのだが、ドラえもんファン、特に現在学校に行くことや外で遊ぶこともさえもあまり出来ない子供たちにとって、いつもより多くのドラえもんを見ることが出来たことはさぞ嬉しかったに違いない。
(文:江戸前ライダー ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)
画像『ドラえもん (通常盤)』