ジュラシック・パークが現実に…恐竜のDNA検出に成功か?

マイクル・クライトンの同名小説を原作とする映画「ジュラシック・パーク」は、抽出された遺伝子から再生された恐竜たちが暴走し…というものだった。

そんなジュラシック・パークがついに現実のものとなるかもしれない。

先日、北京の中国科学院のアリダ・バイユール氏率いる科学者らが、ハドロサウルス類幼体の頭蓋骨化石の断片から軟骨細胞、染色体、DNAを発見したと報告された。




7500万年前のものとみられるこの化石は、アメリカはモンタナ州のTwo Medicine層にて発掘されたものである。バイユール氏は「今回の発見は、生物の細胞やDNAが何千万年も保存できることを示唆している」と述べている。

しかし、本当に化石の中からDNAを検出することは可能なのだろうか。

何人かの専門家は、タンパク質やDNAも極めて長い期間保管されない点から今回の調査結果についてはかなり懐疑的であるという。




現在解っている一番古い完全な遺伝子は、永久凍土中に保存されていた70万年前の馬から回収されたものだ。また、最も古いタンパク質は380万年前のダチョウの卵の殻から発見されている。これが恐竜のものとなると、更に古く数千万年前に遡る。

今回の調査結果を完全に裏付けるには、さらに多くの研究が必要とみられている。ジュラシック・パークが実現するにはまだまだかかりそうだ。

(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©Dariusz Sankowski PIXABAY

 

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