UFO天空脅威(悪魔の交差点・本編) ゾーン109 墓場に記された天空脅威の刻印①(東京都文京区深光寺) 

画像 籠に成竹取物語(国会図書館D)

竹取物語之章

竹取物語(あらすじ)
【光る竹から竹取の翁に拾われた小さな女の子は、籠で育てられ、かぐや姫と名付けられました〈中略〉私はこの世界の人ではございません。月の都の人なのです。それを前世の因縁によってこの世界に参上したのでございます。今はもう帰る時期になってしまいましたので、今月の十五日に月の国から迎えの人々がやって来ることでしょう〈中略〉かぐや姫を迎えるために空から雲に乗った人が降りてきて、かぐや姫はそのまま飛ぶ車に乗って、百人ほどの天人を引き連れて月の世界へ昇ってしまいました。云々】




籠に成竹取物語

 竹取物語は日本最古の物語とされ、現在でも尚、多くの人々を魅了している文学作品である。江戸時代に活躍した作家の滝沢馬琴は「籠に成竹取物語」という草双紙を創作しているので、馬琴も竹取物語に魅了された人物の一人であることが伺える。しかし、如何して籠を強調したタイトルにしたのであろうか?

 成るほど、漢字の「籠」から「竹」を取ると「龍」に成る。つまり、竹取物語は文字通り、竹を取って読む物語であることを示唆しているのではないだろうか。例えば「籠で育てられたかぐや姫」という一文から竹を取ると「龍で育てられたかぐや姫」となるので、龍に育てられたかぐや姫と解釈することも出来る。或いは、竹取の翁が龍であると解釈しても面白い。非常に想像力が掻き立てられるタイトルである。

 馬琴は、実にさまざまな古文書を調査して創作の参考としており、古文書に対する独自の見解を数多く述べていることでも知られている。

 そこで筆者は、馬琴が竹取物語について、何かしらの見解を述べている文献を探してみたが、特に目ぼしい文献を見つけることは出来なかった。しかし、馬琴日記として知られているが、日本で最初に信憑性のある記録を日記として残すことを確立した人物が、日本最古とされる物語について、調査記録や見解を残していないというのも不自然な話である。

墓石誘う竹取物語

 瀧澤氏祖先之墓

 滝沢(本姓・瀧澤)馬琴の墓がある深光寺を訪れたところ、奥の方に一風変わった形をしている墓石が見えたので、近づいてみると瀧澤氏祖先之墓と刻まれていた。紛れもない滝沢馬琴家系の墓である。墓石を良く観察してみると、正面左上部に三ツ竹紋が刻印されていたので、File№77で紹介した一言主神社境内にある三岐の竹と何か繋がりはないかと思い、共通性を探ってみることにした。

 三ツ竹紋

 三岐の竹

すると、竹取物語と一言主神社縁起には次のような共通性が見られたのである。

※【~】竹取物語、『~』一言主神社、一言主大神縁起

【根元が光っている竹が一本ありました。不思議に思って近寄ってみると、竹の筒の中が光っていました〈中略〉かぐや姫はすくすくと成長し、三ヶ月くらい経つと、人並みの背丈がある立派な人になりました】
『あやしき光が現れ、数夜の後に雪の中からタケノコが生じ、一本が三つに枝わかれした不思議な三岐の竹になりました』

【帝は急に日程を決めて鷹狩りにお出かけになりました】
『雄略天皇が葛城山に狩猟に行き、面貌容儀で天皇に相似の一言主大神に出会い、一緒に狩りをされました』

 何故、このような共通性が見られるのであろうか。墓石に刻印されている三ツ竹紋が、竹取物語と一言主神社縁起の繋がりを示唆しているとするならば、三ツ竹紋は何かしらの目論見があって刻印されたのであろう。それとも、これらは単なる偶然であろうか。

 因みに、File№85で紹介した累ヶ淵と古刹である一言主神社は、然程遠くない場所にあるので、馬琴は双方を訪れていたと推察できる。




墓場で龍求竹取物語

 大蛇之物語(国会図書館D)

 三ツ竹紋に着目した筆者は、滝沢馬琴家系の墓石から龍を見つければ、竹と併せて籠に成るのではないかと考え、龍に関係するものを探してはみたけれども、見つけることが出来なかったので、馬琴の墓に一礼してから帰ろうと思い墓前に立ったところ、墓石上部に刻印されている八本矢車紋が目に留まり、最近どこかで、これと良く似た模様を見た記憶が蘇ってきた。

 滝沢馬琴の墓

交差点を振り返ると次元の歯車が回り始めた

 交差点序章File№90で紹介した大聖寺の土浦大師不動尊紋をご覧頂くが、八本矢車紋と似ているのである。しかも大聖寺は、龍伝説でも有名な古刹である。果たしてこれで、籠が成立したと言えるのであろうか?

 八本矢車紋

 土浦大師不動尊紋

謎の庵紋

 それだけではどうも腑に落ちないので、他に何か手掛かりはないか考えていると、今度は墓石下部に刻印されている庵紋が目に留まったのである。

 参考までに述べるが、当時の芸術家は、自分の作品に幾つかの印鑑を捺印して作品の完成としており、馬琴が愛用していた印鑑のひとつである乾坤一草亭印と庵紋の形は同一と考えて差し支えないだろう。

 馬琴の墓下部に刻印されている庵紋

 馬琴愛用の乾坤一草亭印(詳細な庵の形をしている)

墓場に記された天空脅威の刻印②へ続く

交差点File№71~80 https://mnsatlas.com/?p=54907
交差点File№81~90 https://mnsatlas.com/?p=55092

(前世滝沢馬琴 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

 

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