【テレビ非常事態】公開録画ピンチ!コロナが影響する長寿番組の憂鬱

2020年2月25日、人気バラエティ番組『笑点』(日本テレビ系列)の名物である収録観覧が、現在、日本で猛威を奮っているコロナウイルスの影響により、しばらくの間、観客無しで行われることが発表された。

『笑点』は出演者のメンバーも含め、観客もまた50代から70代のシニア世代がメインであり、ひとたびコロナウイルスが蔓延すれば重大な危機に陥る可能性もあることから、来場者なしでの録画形式に移行するという。

スポーツの中継でもゴルフやプロ野球オープン戦など、ここ2~3日の間に無観客試合の施行を決定したばかりである。




『笑点』番組中に木久扇が三平にマジ説教!

さて、老舗番組のこの英断に対し、ネットでは賛辞の声が相次いでいるが、実はこの度の『笑点』以外にも無観客で行われる可能性があるのが『NHKのど自慢』といわれている。

本番組の出演者は、応募による一般参加者がほとんどであり、年齢は『笑点』に比べれば若い人たちが多いようであるが、やはり50代~70代のシニア世代が中心である。

そのため、仮にコロナウイルス感染者が収録に参加していた場合、声を出す(=唾液が飛び散る)大会ということもあり、大規模な飛沫感染を引き起こす可能性が予想されるのだ。

現に先週2月23日の放送に於いては、司会の小田切NHKアナが歌い終わった出演者からマイクを受けとると、そのまま次の出演者に渡すという、いつもの演出が出来ずに、いちいちアルコール消毒する対策をし始めたのである。

放送事故!のど自慢中継、出演者倒れる




「のど自慢」はNHK主催ではあるが、実際には地元の自治体などが中心になって企画し、また開催することもずいぶん前から心待ちにしていることもあり、テレビ番組の枠を超えた地方アピールのイベントとなっている。このことからも開催する地方自治体はコロナウィルスは怖いが、それにしてもなんとか中止にはさせたくないというのが本望であろう。

このままこのウィルス蔓延が長引けば、これら以外にも様々な番組に影響を与えることは必至である。このことからも一日も早い鎮静化を願いつつ、同時に日本政府の早急な対応にも期待したい。

(文:江戸前ライダー ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)

画像©くろてん photo AC

 

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