座敷わらしの話

投稿 コロルさん

山口敏太朗先生こんにちはコロルです。忙しい毎日、ホッと出来る時間が少しでも持てますように、そして執筆のお仕事などぐんぐんはかどりますようにお祈りしています。

さて今回は、座敷わらしの体験談をまとめました。体験したのは私の兄です。

1993年の8月、私が高校3年生の時、好奇心旺盛な父が、岩手県の金田一温泉の座敷わらしで有名な『緑風荘』、そのまさに、座敷わらしが出る部屋を予約して、家族で一泊しに行きました。

地元では有名だったのですが、当時はネットも無かったので、まだ全国的にはそんな有名じゃなかった座敷わらしの宿
へと、ドキドキワクワクしながら到着しました。




古いながらも大きい立派な宿でした。長い廊下の突き当たり、座敷わらしの出る部屋に通されました。そこは10畳ほどの落ち着く和室で床の間にはあふれんばかりのオモチャが座敷わらしくんに供えてありました。

うっすら色づいた熱めな温泉に浸かって、山間部の温泉地なので美味しい山の幸たくさんの夕食をいただいて寝る時が来ました!

私は座敷わらしに会えるかと、ドキドキワクワク胸高まったのですが・・・・・・。

朝になり、家族みんな起きました。私は朝までぐっすり爆睡でした。

「どうだった?なんか起きた?」なんて家族で話してたら、兄だけがゲッソリと青い顔をして黙っていました。

「あれ?どうしたのお兄ちゃん?」「ねーねー」
「ぜんぜん眠られてもらえなかった・・・」
「え~ダッシュ!座敷わらしに会えたの?いいないいな!」と無邪気な私。

詳しく兄に聞きました。家族が寝静まり、自分だけが寝むれないでいたら、耳がキーーンってなり、金縛りになって「遊ぼ!遊ぼ!」とテレパシーを感じたそうです。姿は見てないけど、子供がすがって来たそうです。

それで兄は「ごめんね、疲れてるから眠らせてちょうだい~」って頼むと、金縛りが解けたそうです。その後、うとうとし始めると・・・。また、耳がキーーンってなり、また金縛りになって、また「遊ぼ!遊ぼ!」って、テレパシーで聞こえるとすがって来たそうです。

それで、また「ごめんね、ごめんね、眠らせてね」とお願いすると、金縛りが解けて・・・これを朝まで何度も繰り返したそうで、ちーっとも眠れなかったそうです。

6~8回は繰り返したそうです。




最後の方には兄も「お願いだから寝かせてー!!!」って懇願したそうです。そして、とうとう外が白んできて、ようやく「遊ぼ!遊ぼ!」は、ようやく止んだそうです。

いやー、私コロルは、爆睡してて、まったく気がつかなかったなぁ。ぐっすり寝た家族と、ひとりだけグロッキーな兄で、帰路に着きました。

後日、現像された写真を見たら、今で言うオーブがわんさか写っていました。そのオーブはマンガで描くキラキラマークみたいに菱形に光っていました。当時はオーブとか知らないので、『なんだこのキラキラは?』『はて?』と思っていました。

さて、緑風荘の座敷わらしに会うと、その後、出世すると言われているのですが、兄は家業の跡を継いで立派な経営者になっています。周囲の評判も良いようです。座敷わらしくんのおかげかな。

テレビなどで、その後、全国区で有名になった金田一温泉の緑風荘。テレビなどで目にする度になつかしいその一泊旅を思い出します。

ではまた。

(山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©monicore PIXABAY

 

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