
2019年9月、未確認生物の筆頭であるネス湖のネッシーの正体が、学術調査の結果大ウナギである可能性が高いという結論が出た。
アトラスでも報告させて頂いたが、この発表は世界中で大きな衝撃をもって受け止められたようだ。
しかし、この発表ののちもネッシーを追い続けている人々は多く存在している。そして1月18日、「2020年に入って初めてのネッシーらしき生物の姿をとらえた」という報告が現地から寄せられた。
発見したのは、エオウィン・オファドハーゲン氏、ベテランのネッシーハンターである。彼は10年以上現地やウェブカメラでネッシーの姿を探し求めており、今回もネス湖に設置してあるライブカメラ映像の中から発見したという。
Loch Ness Monster ‘caught on camera’ in first official sighting of 2020
発見は1月14日のライブ映像で、翌日に彼の報告はネス湖でのネッシー目撃報告を収集するOfficial Loch Ness Monster Sightings Registerに送られ、見事「本物のネッシーの姿をとらえたもの」として認定されたのだという。なお、ネッシーの出現は昨年の10月29日以来となる。
発見者のオファドハーゲン氏によれば、今回彼が発見したネッシーは周囲の環境と比較して、「幅約4フィート、長さ約10フィート」はあるという。
「ネッシーの正体はオオウナギであるという調査結果が出たそうですが、私はそもそもネッシーは海から定期的に渡ってくる生物だと推測していました。今回の目撃報告はその反証になると思います」とオファドハーゲン氏は語る。
昨年の2019年はこれまでにないネッシー当たり年で、目撃報告の件数が過去最高になったという。今年の目撃報告はどこまで増えるのか。興味深く報告を見守っていきたい。
(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像©jake yoon PIXABAY