車を運転していて、路肩に幽霊らしき不気味な人影が佇んでいるのを見てしまう。また、幽霊が車を追いかけてくる、車の後部座席に座っている…というのが車に関連した怪談としてよく耳にする話だろう。
だが、実際に運転している人でこのような恐怖体験をしている人はどれだけの割合で存在するのだろうか…。
先日、イギリスで少し変わった調査が行われた。
自動車リース会社のSelect Car Leasingが実施したもので、「イギリス国内の道路を運転中に幽霊ないしは心霊体験に遭ったことがある人」はどれだけいるのか、というものである。
その結果、なんと回答者の約13％が運転中に霊現象に遭遇したことがあると答えたそうだ。なお男性の15％、女性の11％がそう回答したとのことだ。
回答を見ていくと地域差があるようで、スコットランドでは15％、イングランド北西部では14％だったが、ロンドンを中心とする都市部では実に回答者の36％が霊体験をしたという結果になった。そして、回答者の約4割が霊の存在を信じていると答えたという。
今回の調査に携わったSelect Car LeasingのJames O’Malley氏は、「幽霊を見たと回答した人の体験談には、よくある話も多かった。『人をはねたと思ったが、その人が消えてしまった』という人や、『後部座席にいつの間にか人が座っていて、驚いたら消えた』という証言もあった」と語る。
どうやら運転している時に出る幽霊のパターンは、洋の東西を問わないようだ。
（加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部）
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