
どうも最近、世界中のハトの中で「帽子」がブームになっているらしい。
……というのは冗談だが、世界各地で奇妙なハトを目撃・発見したという報告が相次いでいる。
昨年の12月、アメリカはネバダ州ラスベガスの町中にて奇妙なハトが目撃され、動画や写真がSNS上にアップされて話題となった。問題のハトは頭に小さな赤いカウボーイハットを載せていたというもので、1羽だけでなく複数羽いる事が判明している。
Pigeon in cowboy hat captured in Las Vegas
そして先日、ネバダ州リノの町にて発見されたのは、小さなソンブレロを被っているハトだった。このハトを発見し、写真に収めた人物は「駐車場にいたところ、こんなハトがいました…ソンブレロを被っているように見えます」とコメントを添えてツイッターに投稿している。
さすがに動き回る普通のハトが帽子を載せたままでいるとは思えない上に、捕まえて調べてみた人によれば、帽子は接着剤でハトの頭部に接着されているとのことだった。
動画や写真で見る限りではハトは元気そうだが、接着剤がハトの健康によいとはとても思えない。実際に1月になってラスベガスで確認された帽子をかぶったハトの一羽がおそらく接着剤の影響で死亡したとみられる事例が出てきている。
このハトについての調査も行われているが、これまでのところ、誰が何のためにこのようなイタズラを行っているのか特定できていないという。リノの町のケースはラスベガスでのケースを真似た別の人によるイタズラである説も出てきており、更なる調査を行う予定とのことである。
(勝木孝之 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像&動画©FOX5 Las Vegas YouTube