
2017年末に米軍が公開した「空母ニミッツが撮影していたUFO」は、現在でもUFO研究家の注目の的となっている。
米軍関係者から証言が今も出続けていたり、2019年にアメリカ海軍が「未確認航空現象」に間違いないという結論を表明したのも注目される要因になっている。
だが、「アメリカ軍は空母ニミッツが撮影したUFOに関する情報をまだ隠している」とする声も根強い。
そこで海外のオカルト研究家のクリスチャン・ランブライト氏は海軍情報局(ONI)に実際に問い合わせてみたところ、当局から実際に回答を得たというのだ。当局はUFO関連文書の存在を確認しているが、情報公開法(FOIA)にもとづいて一般に公開することは国家安全保障に「重大な損害」を引き起こすので、公開は実質不可能であると述べたという。
「海軍情報局は『SECRET』に分類されたビデオを所有していることも確認しました。海軍情報局はこの要求を海軍航空システム・コマンド(Naval Air Systems Command)に転送して、リリースする可能性について判断するとコメントしました」
海軍航空システム・コマンドはアメリカ海軍に対し航空機や搭載兵器に関する物的支援を提供する機関である。今後はここからUFO情報が提供されることもあるのだろうか。今後の流れに期待したい。
12-03-19 Chris Lambright, Mysteries of the US Navy and UFOs
(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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