2019年12月30日、アメリカ・カリフォルニア州にて、ある交通事故の瞬間が撮影されて話題になった。
現場はカリフォルニアのグレー・ホエール・コーブ・ステート・ビーチの南を走る高速道路に於いてである。たまたま通りがかった車のドライブレコーダーが撮影していた動画には、緑色のレクサスRXが道を外れ、そのまま崖下へと吸い込まれるように落ちていく瞬間が捉えられていた。
関連動画
California car plunges off cliff
この事故が発生したのは、ドライブレコーダーの記録によれば午前10時38分だった。動画がSNS上に上げられると現地を中心に騒動となり、警察や消防も含めての捜索救助活動が行われた。
しかし、奇妙なことに崖下には落ちたはずの車がまったく見当たらなかった。
道路から崖下までは75フィート（約22.5メートル）もの高さがあり、本当に落ちたのならば即死は免れないはずなのだが、車も、乗員もまったく見つからなかったのである。
一体車はどこにいってしまったのか。まさか異次元にでも行ってしまったとでも言うのだろうか？
地元のサンマテオ郡消防局によると、タイヤ跡が現場で発見され、崖下にいくつかの車の破片らしきものが発見されたものの、動画に映っている車の破片かは現状では判別がつかないという。
現在も当局はこの事故に関するあらゆる情報を開示し、一般の人にも協力を呼びかけているが、巧妙に作られたフェイク動画である可能性も少なくない、との見解も示している。
（勝木孝之 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部）
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