
投稿 ゆうさん
昨年は年末にUFOやら日本狼の話をさせていただき、ありがとうございました。今年もよろしくお願いします。
さて、正月休み明けからやっと家族が仕事で出るようになって、改めてアトラスラジオの新作をいくつか聴き、そういえば私も体験したなぁと思い出した話を書きます。生霊なのか、狐か、はたまた管狐なのか?な話です。
パート先で後から入ってきた後輩の話です。仮にその後輩パートさんをEさんとします。
初日、私が彼女に色々と教えることになり、一緒に半日を過ごすことになりました。しばらくすると、彼女のそばにいると何故か牧場のような、獣のような臭いがしてくることに気づきました。何の知識もなかった私は彼女にも直接聞いてみたのですが、本人は全く気づいてません。
スーパーのパン屋で働いてる私たちは休みはシフト制なのですが、その初日、Eさんと店長は休みの話をした時に、彼女は「土日祝日は必ず休みが欲しい」と申し出ました。横からその会話を聞いていた私は心の中で『それはアカンやろ』と思っていました。
が、店長はオッケーを出したのです。Eさんが退社してから店長に、なんでオッケー出したのか詰め寄ったら、店長はぼーっとした後、「うん、他のみんなで頑張って」と言ったのです。
そのとき、明らかに『変だなぁ』と思っていました。また当然、他の同僚たちも快くは思っていませんでした。
とりあえず、その日から1ヶ月程が過ぎた頃、Eさんとロッカー室で会いました。何気なく雑談をし始めて、たまたまEさんに「今まで自分の周りで不思議なことが起こったりすること多くない?」と問うた時のことです。彼女の表情は全く変わらないのですが、急に私の頭が締め付けられたように痛くなり、吐き気に襲われました。
なんとなくですが、『これはヤバい!Eさんに近づいたらアカン!』と直感で気付き、その時は適当に会話を終えました。
吐き気も頭痛もEさんと離れてからは全く無くなりました。このとき自分の中で、『この人は目に見えない何かを操れる人や』と確信したのです。
でも、さすがに他の同僚には言えません。悪口と取られるリスクは避けようと思ってたからです。しかし、私が何も言わなくても、Eさんの休みのシフトも自分勝手すぎだし、またあまりにも仕事を覚えない彼女に他の同僚も快く思っていなかったことは確かでした。
仕事のことをガッツリ注意した、ある同僚は、その日帰宅するときに私に色々と愚痴っていました。しかし、その同僚はその時を最後に仕事に来なくなりました。彼女のご主人が交通事故にあい、ICUに入ったと連絡があったそうなのです。
後日談として、Eさんも私もそこを辞め、2年ほど経ってからEさんに注意をしたその同僚と偶然出会うことがありました。ご主人はその後無事に回復したとのことでした。その際に「Eさんに関しては色々話したいことがあるけど…」と、言いかけましたが、ご家族の元に戻られました。
このお店で働いてたときにはもう一つ不思議なことがありましたので、その件はまたメールするとします。
長文失礼しました。
(山口敏太郎タートルカンパニーミステリー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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