
2020年1月5日放送のバラエティー特番『逃走中~ONE TEAM VS 新型ハンター』(フジテレビ系列)で放送事故が発生したのではないかと話題になっている。
『逃走中~』はハンターと呼ばれる黒服の人物が、ゲームに参加するタレントたちを追いかけるという、大規模な鬼ごっこで、ゲーム途中には映画やドラマさながらのミッションと呼ばれる特殊な仕掛けのなどが見どころである。
さて、その事故というのは、番組開始から2時間近くが経過したときに発生した。
この日の番組には2019年に大活躍となったラグビー日本代表の福岡堅樹が参加。福岡は鍛えぬかれた全身と優れた身体能力を駆使し、ある秘密のパスワードを入手した。
このパスワードというのは、ステージ内にあるハンターステーションのシステム部へ行き「896」と入力するとハンター10名が消滅するというもので、逃げることで疲弊しきっている参加者たちはパスワードの獲得成功に大盛り上がりだった。
そして、すぐに福岡が「896」を入力しようとしたが、焦っていたのか、それとも疲れて混乱していたのか、何故か「869」と誤った数字を入力してしまったのだ。
入力された番号と実際の番号は違うので、本来であればハンターは消滅しないのだが、どういうわけかパスワードは有効となりハンターは無事(?)に消滅。
この奇妙な状況に対して、ネットでは「なんでパスワードが間違っているのにハンターが消滅したの?」と大ツッコミの嵐となっていたようだ。
『逃走中』は、CGを使った画面の演出が多いため、このパスワード解除の一連の動作もCGで表現されたのだが、そこでもしっかりと「869」と表示されていた。このことから「もしや福岡さんは間違ってなくて番組スタッフが(字幕の数字を)間違えた?」というような疑惑も囁かれていたようである。
視聴者の多くにあまりにモヤモヤの残る結果だったため、次回以降、この「パスワード」システムは見直したほうが良さそうである。
(文:江戸前ライダー ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)
画像©逃走中 – フジテレビ 公式ウェブサイトより