雪舟「爪先鼠」の伝説が残る宝福寺

2020年、令和になって初の正月は子年である。

子年は干支の先頭の年であり、またネズミが子沢山なことから子孫繁栄等に縁起が良い年とされてきた。

正月の初詣も、どうせなら干支に縁のある神社にお参りしたいものだ。そこで今回はネズミに関係した逸話を持つ人物にゆかりのある場所を紹介したい。

室町時代に活躍した水墨画家で、画聖と呼ばれた雪舟。彼は幼い頃、地元岡山県のに預けられていたのだが、経を読んで勉強をせずずっと絵ばかり描いていたため、罰として和尚によって仏堂の柱に縛り付けられてしまった。

その後しばらくして、反省したかと和尚が雪舟の様子を見に行くと、雪舟の足元に一匹のネズミがいた。しかしネズミが動く様子がなかったのでよく見てみると、なんとネズミは絵。雪舟が溢した涙を足の指で描いたものだったのだ……という話だ。

この逸話の舞台となった宝福寺の境内には、小坊主時代の雪舟とねずみの像が鎮座している。また、このエピソードをモチーフにしたもなかもお土産として販売されているとのこと。参拝した後に買ってみてはいかがだろうか。

宝福寺公式ウェブサイト

(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©ウィキペディア 雪舟自画像(模本、重要文化財、藤田美術館)より





 

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