ストーンサークルの中に星形の地形が眠っていた

ストーンサークルといえば、イギリス南部のソールズベリーに立つストーンヘンジを思い浮かべる人も多いだろう。

だが、イギリスには同様の巨石を用いたストーンサークルが各地に存在しており、現存している規模の大きなサークルも少なくない。

例えば、ブリテン諸島の北に存在するルイス島には、カランニッシュ・スタンディング・ストーンズというストーンサークルが存在する。




中央に巨石による環状列石を含み、十字型に巨石が配置される形となっている。時代としては新石器時代後期に建てられたもので、青銅器時代に宗教的な儀式活動の中心的な舞台となっていたと考えられている。

そんなカランニッシュ・サークルを最新の技術を用いて分析した所、この地を覆う泥炭層の下に星形の地形が存在している事が判明したという。

星形の地形は約4000年前に、ストーンサークル内に落ちた雷によって出来たもので、それが一発の大きな雷によるものか、また小さな雷が何回かに渡って落ちたことによって出来たものなのかは解らないという。そして、この地を覆う泥炭層は約3000年前に出来たものであり、その前に星形地形が形成されたのは間違いないという。




今回の発見はセントアンドリュース大学が率いる合弁事業のカラナイズ仮想復興プロジェクト(Calanais Virtual Reconstruction Project)による調査で特定された。

セントアンドリュース大学のリチャード・ベイツ博士は、「イギリス国内で落雷の明確な痕跡が見つかることは非常に珍しく、ストーンサークルと何らかの関係があるのは間違いないと思われる。雷が今は既に存在しない木や岩に落ちたのか、ストーンサークル事態に落ちたのかは現段階では不明となっている。今回得られた証拠は、この島の初期の人々の日常生活や信仰と自然の力が密接に関連している可能性があることを示している」と語っている。

関連動画
British Neolithic Stone Circle Marks an Ancient Lightning Strike | Ancient Architects

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©David Mark PIXABAY


 

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