オリオン座が欠けた?ベテルギウスに超新星爆発の前兆なのか…

冬の夜空に輝く星座といえば、3つ並んだ星が特徴的なオリオン座だろう。

オリオン座には、三つ星の左上に赤く光る明るい星が存在している。赤色超巨星としてしられるベテルギウスだ。同じく冬の星座であるおおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンとともに、冬の大三角形を形作る星の一つでもある。




太陽のように自ら光を放つ恒星にも寿命がある。核反応によりエネルギーが放出されていくにつれ、やがて星の外周が膨張していく。ベテルギウスのような赤色超巨星は、星としての寿命を迎えつつある星といえるのだ。

ベテルギウスの場合は、最終的には超新星爆発を起こすとみられているが、それがいつ起きるかは解っていなかった。

そんなベテルギウスの輝きが暗くなったとして天文学者や天文ファンが注目している。超新星爆発の直前、星は急激に収縮するため暗くなるとされており、ベテルギウスも度々減光が確認されている。そして今回ベテルギウスの減光の50年分のデータを確認した所、現在が一番暗くなっている事が判明したのである。

これはいよいよベテルギウスの超新星爆発が近いのではないか、ということで注目されているのだ。




もしベテルギウスが実際に超新星爆発を起こしたとすると、満月と同じぐらいの明るさとなり、昼でも輝きが確認できるという。しかし、ベテルギウスとの距離は約600光年のため、もし爆発したとしても地球に影響はまったくない。

また、ベテルギウスの減光もこれまでにも何度か確認されているため、すぐに爆発するとは限らない、とのことである。

ベテルギウスの超新星爆発は天文ファンならずとも興味深いことであるが、その後はあのオリオン座の右肩が欠けてしまった夜空を見ることになるかと思うと、少し寂しい気持ちになる。

(勝木孝之 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©Hans Braxmeier PIXABAY


 

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