
2019年12月24日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)でちょっとした放送事故があったとして話題沸騰中である。
この日の冒頭、『ミヤネ屋』では芸人・バカリズムと元アイドル・夢眠ねむとの結婚のニュースを速報扱いで報道。しかし、速報にしてもあまりの速過ぎなニュースのためにまとまった原稿がほぼ揃っておらず、スタジオ内はバタバタの取り込み状態に…。
そして、この第一報はバカリズムが所属しているマセキ芸能社の公式サイトからということであり、ミヤネ屋はこのサイトを参照にニュースを伝えていくという緊急事態となった。
実はこの時点ではバカリズムと誰が結婚するのかはわからなかった。ところが、暫くすると、元でんぱ組.incのメンバーで、現在は実業家として活躍している夢眠ねむがお相手ということがようやく判明したのだ。
このことも、番組では急きょ報道したのだが、なにしろちゃんとした原稿が揃っていないため、「夢眠ねむ(ゆめみねむ)」という難読芸名の読み方を司会の林マオアナウンサー含めてほとんどの出演者が知らず、「え!このひとなんて読むの?」「ゆめみんねむ…ゆめむねむ?」と一時はニュース自体が錯綜する展開となっていた。
これまで誰もがあまり考えたことがないバカリズムの結婚は確かに大きな芸能ニュースであり、そして世間の大きな関心事のひとつでもある。このことからも、少ない情報ながらもどこよりも早く報道する姿勢を失わなかったミヤネ屋ならではの微笑ましい事故だったと言えるだろう。
(文:江戸前ライダー ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)