隕石のパワーがケースを持ち上げたのか…博物館で起きた謎の現象

ロシアのチェリャビンスク市にある南ウラル歴史博物館には、人気の展示物がある。

2013年にロシア上空で炸裂し、広範囲に大きな損害を与えた隕石の大きな塊だ。問題の隕石は展示コーナーの中央に配置され、四角いガラスケースで囲われている。周囲には隕石の解説パネルや地球に落ちてきた際の様子を伝える映像が流されている。

だが先日、この隕石の周囲で奇妙な事が起きた。




12月14日、異変は監視カメラに捉えられていた。映像を早送りすると、隕石を囲う透明なケースが数分間にわたってゆっくりと上下に動いていることが解る。この動きは非常に遅かったために多くの来場客は全く気付かなかったが、展示に設置されていた警報器が奇妙な開閉動作を検知して博物館の警備員に警報を発したのである。

ほどなくして警備員が現場に到着、職員と展示の様子を確認し、ケースが動く一部始終が映像に納められた。

関連動画
Dome Covering Russian Meteorite Lifts Mysteriously

ちなみに問題の異変が記録された動画で確認できる。あまりにゆっくりであるため、早回しで編集された動画には、ケースが約5秒で上昇し始め、その後約40秒で再び上昇を再開する様子が捉えられている。




実際にこのケースを持ち上げる機械的な構造は存在するが、博物館の広報担当者であるユーリ・ボガテンコフ氏は以下のように語る。

「我々は電子機器と配線のすべての専門家に話を聞いたが、彼らはみな『ケースが単独で開閉することは不可能だ』と証言している」

つまり、展示ケースが誤作動するような異常は検出されなかったというのだ。果たして、なぜ展示ケースはひとりでに開閉してしまったのか。地元の人からは「隕石が何らかの作用を機械にもたらしたのでは?」という意見もあるそうだが、原因は今のところ不明なままである。

(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©FreePhotosART PIXABAY


 

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