小学生のような身ごしらえだった天狗、吉野川大橋に腰掛けていた… 

投稿 月子さん

今から20年近く前のことです。

当時まだ独身で、友達と遊んで家まで車で送ってもらっていました。時間は夜の10時半〜11時過ぎだったと思います。

徳島市の吉野川大橋を車は北の方向から南へ向いて渡っていました。橋が終わりに差し掛かり、そのまま車は左の道に曲がり始めました。橋の終わりに「よしのがわおおはし」と書かれた橋の名前の石のプレートがあるのですが、丁度プレートの上に足がかかるように小学校3、4年生くらいの男の子3人が橋の手すりを背に腰掛けているのです。




「え!!こんな時間に!!しかもあんな所に腰掛けて危ない!!」

そして、ある事に気が付きました。1人の男の子の鼻が異様に長いのです。天狗??目も黒く切れ長で能のお面のよう。天狗のお面を被っているようにも見えました。しかも、なんとも言えない異様な感じ。

肌は艶のある木のお面のような質感でした。色は肌色です。服装は、現代の子供のような服装でしたが、短パンだった気がします。寒そうな服装だなと感じたのを覚えています。あとの2人の男の子の顔はハッキリ見えませんでした。

その場所は、丁度信号があるのですが、その時は青信号で止まることは不可能でした。

「今の見た?こんな時間にあんな場所で子供?あれは天狗のお面被ってたのかな?」

運転している友人に私は聞きました。

「なんか、おったな…。気配はした…。」




運転しながらなので、ハッキリと見ることは出来なかっただろうけど、ちょっと気味悪そうに友人が答えました。

「あれは何だったんだろ〜」と騒ぐ私をよそに、何かを感じ取った様子の友人は静かにその後も「なんかおったな…」と繰り返すばかり。そのまま引き返すこともなく、帰宅しました。

ほんの一瞬の出来事でしたが、子供が無邪気にお面を被っていると言うよりは、もっと異様な感じを受けました。天狗のような長い鼻と、切れ長の黒い目。あの顔は忘れることが出来ません。

(山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©Kevin Phillips PIXABAY


 

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