龍神様との出会い【中編】 

投稿 愛媛 Mさん

【前編】から続く その1週間後、「家主さんが1200万で売ると言っています!」と不動産屋さんから連絡がきました。これもまたパタパタと売買契約が済み、そしてなぜか、主人ではなく私名義の土地になりました。

土地を購入してから4日経ったある日、人の紹介で霊能者に出会いました。私はこの場所へ引っ越して、約1年が経った頃から体中が毎日痛み始め、どんな検査を受けても異常なし、腕が良いと評判の整体に通っても治りませんでした。辛い痛みは日に日に増し、人の紹介で前回とは別の霊能者に診てもらったのです。

すると、その霊能者は龍神様が家にいると言ったのです。そして私の体の痛みは龍神様が原因とのことでした。その話を聞き、私はずっと、夢の中や、深夜に龍をみるという話をその霊能者にしました。霊能者が言うには、土地を買うときいくらなら家主が納得するか価格を教えたのはその龍神様だとも言っていました。




そして透視してもらうと、台所のシンクから1メートル後ろに龍神様はいるとのことで、昔その場所で祀られていたのだけど、祠だけ撤去され御霊が残ったままなのだそうです。

その方は正直な霊能者で、この龍神様に関しては自分の手には負えないとのことで、また新たに龍神様を上げて下さる人を探す日々が続きます。のちに、この龍神様を救い出して下さるのはお坊様なのですが、それは5年後にやっと巡り合えるのです。

このお坊様と出会うまでの間、いろんな霊能者を訪ね歩きました。出会った霊能者は皆「すぐに!引っ越しなさい!!」とか「龍神を封じ込めないといけない!!」「取りあえず土地から取り出してどこかの池にでも連れて行き、そこへ置いてくる」などと言う霊能者ばかりで・・・私達夫婦が求めていることではありませんでした。私達はこの龍神様を天へ御帰しして下さる方を探していたのです。

土地を購入してから、古家を取り壊し新築するという計画も同時に進行させていたのですが、いつも契約間際で、営業の人の一言に私がカチンときて白紙に戻す。こんなことを繰り返していました。そして、また一から業者を探すのです。

なんとなくですが、主人も私も龍神様のことが解決しなければ家を建て直すことが許されないような気がしていました。そんなある日、知人から同じ市内にあるお寺のお坊様を紹介されました。その方は龍神様のお姿、お声をすべて聞けるお坊様でした。

先代の尼僧のあんじゅ様は、生き仏として有名で特別な能力をお持ちの尼僧様でした。その後を継がれたお坊様もまた、特別なお力をお持ちの方です。そのお坊様への相談予約は3ヶ月待ちでした。

3ヶ月待った12月25日ようやくお坊様にお会いすることができた時、お坊様は私を見るなり「ずっと、神様が私の耳元で龍神の障りがあるとおっしゃっています」と私に言ったのです。私はお坊様に「それを相談しに来ました」と頭を下げました。

そしてここからいっきに家の建て直しやその他、長年の悩みが1ヶ月後にはすべて解決してしまうのです。




年が明けて1月、お坊様が自宅へ来て、龍神様を取り出し、上にあげてもらう日、龍神様がお坊様に「帰らぬ。この家族と共にいる。もし我を祀るのであれば、子どもをしっかりと守ってやる」とお坊様に告げたそうです。

お坊様は「龍神様が、こんなことをおっしゃっていますが、本当にお帰ししてよろしいですか? 私はここへきてビックリしたのですが、この龍神様は銀龍様ですよ!たくさん龍神様をお祀りされている方はいらっしゃいますが、銀龍様が降りてこられることは滅多にないことです。本当にお帰ししていいんですか?」とおっしゃいました。

私はお坊様に「あの・・・この龍神様は銀龍様ではなく、白龍様です」と申し上げたところ、お坊様は「Mさん!白龍様がこの地上へ降りてこられることはほとんどないです。この龍神様は銀龍様です。」と優しく微笑みながら、お坊様がおっしゃるので、私もその時は銀龍様なんだ!と信じていました。

お祀りするか否かは主人と話し合うことになり、その間は一旦お寺で預かって頂くことにしました。その日は龍神様をお寺へ見送り、数日の間、主人と話し合いをしました。話し合った結果、子どもを守ってくれるのであれば、お祀りさせて頂こう!ということになりました。すぐお坊様に連絡をして、お祀りすることをお伝えしました。

ですが、家の建て直しのため解体工事が始まるので、家が完成するまでは龍神様をお寺にお預けさせていただくことになりました。

数日経ったある日、お坊様から連絡があり「龍神様が『どうしてもMさん家族を守るために帰りたいと言い出されています!Mさん家族から今、離れるわけにはいかない!』とおっしゃるんです。でも仮住まいの神棚の設置ができない家に御霊をすべてというわけには、いきませんので、今は分け御霊を小さめのお札に入れてお帰しします。龍神様に御名前をつけてその御名前をお札に書きます。名前には、Mさんの漢字を一字入れます」とのことでした。

なぜお坊様が、私の漢字を一字入れてくれようとされたかというと、お坊様が初めて家に来られてこの龍神様とお話しをされたときにおっしゃっていたのですが「ご主人には大変申し訳ないのですが、この龍神様はMさんの言うことしか聞き入れませんし、動きません」と言っていました。だから私の漢字を入れて下さろうとしたのです。

そして、龍神様が私達家族から今、離れるわけにはいかないと言った理由は、初めてお坊様が自宅へお越しになられた時、龍神様が「3月4月あたりにこの家族は島へ渡ろうとしている。島へ渡ればおそらくこの家族は二度と帰らぬであろう。止めてくれ」とお坊様にずっと言い続けていたそうです。

幼稚園が春休みに入ったら、沖縄へ帰省する予定になっていました。沖縄には主人の実家があります。この計画は私が立てました。主人が乗り気ではなかったので日にちも決まらず、まだ飛行機の予約は取っていませんでした。

【後編】に続く

画像©写真素材足成

(山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)


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