
家の屋根裏から、生き物の気配がする。意を決して覗いてみたら、暗がりに黒く大きなアーモンド型の目をした、人間のように見えるシルエットの生物が見えたとしたら……あなたもきっと仰天してしまうのではないだろうか。
下の映像はインドのアンドラ・プラデシュにて建築作業員が撮影したものである。
彼は屋根裏で何かが動いているようなので覗いてみたところ、小さな人間に見える生物2匹がこちらを見返しているのを目撃してしまったのだという。毛のない顔はピンクのハート型で、顎が尖り短い腕があるようにも見える。まるでグレイ型エイリアンを思わせるシルエットの生物だ。
I’m now positive that people who claim to have seen aliens have actually just seen baby owls. pic.twitter.com/CAr65NG9qR
— Daniel Holland (@DannyDutch) November 14, 2019
しかし、暗がりでご対面してしまった作業員はそこまで驚いているようには見えない。読者の中にも気づいた人がいるのではないだろうか・・・。
このグレイ型エイリアンのようにみえる生物は、単なるフクロウの雛にすぎなかったのである。成鳥になる前であり、羽毛が生えそろっていなかったこと。また、カメラの方を向いて直立しているような姿勢を取っているため、不気味なヒューマノイドを思わせる姿になってしまっただけなのだという。
実際、このグレイ型エイリアンにそっくりの生物の動画を見て、すぐに正体に気づいた人も少なくない。しかしインパクトのある動画だったために、Twitterを中心に広く拡散して注目を集める結果となったようだ。
有名な「3メートルの宇宙人」こと「フラットウッズ・モンスター」は、深夜の森の中で目撃したメンフクロウが正体ではないかと考えられている。そこに集団ヒステリーが発生して、巨大な宇宙人の話が生まれたという説があるのだ。
確かに宇宙人や不気味な生物と勘違いしても仕方ない、と思えるシルエットといえるかもしれない?
(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像©Marion Streiff PIXABAY