
見た目はマッチョ、男も惚れる男らしい人が実は・・・よくある話だ。だからと言って、その人の天性の問題である以上、この人からしたら他者にとやかく言われる筋合いはない。
しかし、この超大物男優の話となると少し事情が変わってくるようだ。
もう40年以上も芸能界での長いキャリアがある男優Aは、今でも変わらずに映画、ドラマ、そして舞台と大活躍であり、またテレビCMにも引っ張りだこの有名人である。
さて、そのAに関する不埒な話を大学時代の後輩から聞いた。
Aは後輩が勤務する都内の某有名シティホテルを定宿にしてるといい、また頻繁にそこでパーティーやファンイベントを開くなど、ホテルにとっては相当な上客なのだという。
ただ、そのことに対してつけあがっているのか、それとも単に性癖の問題なのか、あることで一部のホテル従業員を困らせているというのだ。
それは若い男性従業員へのセクハラである。
たとえば、新卒でまだウブそうな客室係の男の子がAの部屋の案内をするときなどは、上から下まで嘗め回すように見つめ、時には自分のタイプだった場合などは、必要以上に接近してやたらとボディタッチをしたがるという。
事情をあまり把握できない新人などは、有名人であり、また上客のAの行動には逆らえるはずもなく、また聞かれるままに個人の電話番号まで教える羽目にもなるらしい。その後、Aからマメなテレフォンコール攻撃があることは想像に難くないだろう。
現場主任に相談しようにも、一昔前にはAから同じことをされていた上司の口からは「お得意様だから我慢してくれ」と、けんもほろろな返事しか返ってこないという。
後輩もやはりAのタイプど真ん中らしく、今までに何度かプライベートなお誘いがあったという。ただし、これまではやんわりと辞退してきたが、そろそろ断り切れなくなりつつある状況であり、そのことを考えるだけで今の職場を辞めようかと思い始めているらしい。
後輩は現在テレビや雑誌などでAの顔を見るたびに、条件反射によって知らないうちについお尻に力が入ってしまうほど、Aとのことがトラウマになりつつあるようだ。
(赤池 大夢 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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