
2019年11月6日、タレントの田代まさしが覚せい剤所持で現行犯逮捕された。
田代は2001年、2004年、2010年に2回、合計4回にわたり覚せい剤取り締まり法違反の現行犯で逮捕されていることから、今回の逮捕で5回目となる。
前回の逮捕が2010年と9年前であることから、既に中毒を克服したかと思われていた最中のショッキングな事件である。つまるところ、薬物乱用からの更生には程遠かったようである。
そのような騒ぎの中、インターネット上では田代の逮捕をうけて多くの芸能人がコメントを発表していた。中でも注目されたのが、元フジテレビアナウンサーの山中秀樹から発せられた「覚せい剤再現映像」の自主規制についてのツイートが改めて注目された。
かつて覚醒剤事件の再現映像で、黒い紙の上に覚醒剤と思える半透明な結晶(実は岩塩)
が上から降り積もるシーンがあったが、最近はその映像を見なくなった。ダルク側から「過去の使用者があの映像でフラッシュバックを起こすので止めてほしい」と申し込んだという話を聞いた。それほど止められない。— 山中秀樹 (@yamachutitan) November 6, 2019
山中によると、かつてメディア業界ではニュース映像の一部として、「黒い紙の上に覚醒剤と思える半透明な結晶」などのショットを使っていた。だが昨今、薬物依存者の社会復帰を支援する団体ダルク(DARC)からの要請で映像が差し控えられているというのだ。
理由は映像を見るだけで使用者がフラッシュバックを起こすからだという。
この事実は山中がTwitterで公開するまで一般には明らかになっていないことからも、一同に驚きの声があがったという。
(文:江戸前ライダー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像©すしぱくPAKUTASO